本田技研工業はBARに加え、2001年シーズンよりジョーダンにもF1エンジンを供給することを発表した。今回の決定は、ジョーダンからの申し入れにより検討を進めてきたものであり、ジョーダンには現在、無限ホンダがエンジンを供給しているが、今年で契約が切れる。
ホンダは来シーズンからBARとジョーダンの2チームに同一スペックのワークスエンジンを供給することになる。一方、車体領域における技術開発は、引き続きBARと協同で推進するという。
F1といえば、来年からの参戦を表明していたトヨタが、エンジン開発のスケジュール調整を理由に、参戦時期を2002年に延期すると発表したばかり。ホンダ対トヨタのF1対決は、しばらくおあずけとなりそうだ。