第3戦ブラジルGP決勝は、昨年のブラジルで勃発した「因縁の対決」M. シューマッハ対モントーヤが再燃。最後は先頭を走る兄ミハエルを弟ラルフが激しく追う白熱の展開が最終ラップまで繰り広げられた。
母国出身ドライバー、フィッティパルディの成功によってブラジルでのグランプリが73年より開催されている。記念すべき第1回にフィッティパルディが優勝して以来、数多くの名ドライバーを輩出しているだけに、当然バリケロ(フェラーリ)に対する期待も高い。
とんでもないクルマがデビューした。フォード社のリンカーン・ブランド高級FRセダン『LS』を、あのマクラーレンがチューンしてしまったのだ。最高出力350psの3.9リットルV8エンジンを搭載し、0-100km/h加速6.2秒という俊足を誇るスーパースポーツセダンだ。
ミカ・ハッキネンの休養宣言で念願のナンバーワンドライバーとなり、今年こそはタイトル争いに絡んでくるかと思われたマクラーレンのデビッド・クルサード。しかしわずか2戦にして自分はタイトルへの対象外にあると弱気な発言をした。
昨シーズン限りでF1生活に別れを告げたジャン・アレジがコクピットに復帰、フランス、ポールリカールで行われたマクラーレンのテストに参加し、2001マシンのステアリングを握った。
2002シーズン開幕戦、オーストラリアGPの決勝が3月3日メルボルン、アルバートパーク・サーキットで行われた。スタート直後、先頭を行くバリケロにラルフ・シューマッハが激突。ラルフのマシンが宙に舞い、約半数のマシンが巻き込まれる大クラッシュとなった。
いよいよ2002年シーズン、オーストラリアGPが開幕し、金曜日は2度のフリー走行が実施され、ミハエル・シューマッハ率いるフェラーリ勢がトップを独占した。
シルバーストーンで行われている合同テストは21日に最終日を迎え、4人のグランプリドライバーがシルバーストーンのショートコースで最終チェックを行った。トップタイムを記録したのは、アロウズのベルノルディ。
F1ディフェンディングチャンピオンのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が開幕が迫った今シーズンについて語り、注意すべきライバルはマクラーレンではなくウィリアムズであることを明言した。
2001シーズン限りでF1生活を退いたジャン・アレジが、再びコクピットに戻ってくることが決定した。アレジはオーストラリアでの開幕戦が終了後、バルセロナで行われる3日間のテストに参加する予定。
メルセデスベンツはファンジオがドライブしたグランプリマシン『W196R』と、そのトランスポーターを中心に展示している。壁には今年のF1グランプリのスケジュールも書かれていて、昨年クルサードがドライブしたマクラーレンの『MP4-16』も展示されていた。
バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットでプライベート・テストを実施していたマクラーレン。8日金曜日に参加していたデイビッド・クルサードがテスト中に大クラッシュしていたことが明らかになった。
マクラーレンにとってバルセロナ最終日となった25日。2001-02ハイブリッドに乗ったアレクサンダー・ブルツは、またもやトラック・レコードとなるタイムを出すなど好調。キミ・ライコネンもニューマシンMP4-17で前日までの記録を破るなど、順調な仕上がりを見せた。
23日、3日目を迎えたバルセロナでの合同テストもマクラーレンとザウバーが作業をおこなった。デイビッド・クルサードは2001型マシンのMP4-16に新型ギアボックスを取り付けたハイブリッド・マシンに乗り、好タイムを出した。
バルセロナで行われている合同テスト2日目もマクラーレンとザウバーのみが参加。昨年マシンとニューパーツを組み合わせたハイブリッド型に乗ったアレクサンダー・ブルツが、ニューマシンのデビッド・クルサードを1秒上回るトップタイムを記録。