
【新聞ウォッチ】官民癒着、三井物産のデータ捏造
大手商社「三井物産」がディーゼル車の排ガス浄化装置(DPF)のデータを捏造していた問題で、東京都職員の立ち会い実験が行われた長崎市の施設に、測定の基準を備えた設備がなく、都も実験前にこれを把握していたことが分かったという。

【新聞ウォッチ】日産ゴーン社長、COOに本命の志賀常務選出
日産自動車はカルロス・ゴーン社長の右腕となるCOO(最高執行責任者)のポストに志賀俊之常務を4月1日付で就任する人事を発表した。きょうの産経が1面トップで掲載、きのうの夕刊で速報した日経など各紙も記者会見の内容を中心に詳しく報じている。

【新聞ウォッチ】リコール届け出…最速スズキ、三菱ふそう最も遅く
国土交通省が03年度の自動車リコール届けを分析した結果を発表した。きょうの東京、日経が取り上げているが、このうち、三菱ふそうトラック・バスは、届け出までに全メーカー平均の2倍以上の約2年もかかり、最も遅かったという。

【新聞ウォッチ】広告費、ネットがラジオを抜く
日本国内で昨年1年間に使われた総広告費は、前年比3.0%増の5兆8571億円と、4年ぶりに増加に転じたという。電通が集計したのをきょうの各紙が取り上げている。増加要因は「アテネ五輪の効果と猛暑もプラスになった」と電通では分析。

【新聞ウォッチ】“トヨタ空港”開港、愛・地球博の空の玄関
中部国際空港(愛知県常滑市)が午前0時に開港した。伊勢湾沖に建設した国内3番目の本格的な国際空港で24時間の発着が可能という。きょうの各紙が特集企画を中心に、社説でも取り上げている。

【新聞ウォッチ】トヨタ、60歳定年退職者を原則再雇用へ
「団塊の世代」の大量退職が大きな社会問題となっているが、トヨタ自動車は60歳定年を迎えた社員を原則再雇用する新制度を2006年度にも導入するという。きょうの日経が1面トップで報じている。

【新聞ウォッチ】愛・地球博の記念に「トヨタコレクション」を一般公開へ
トヨタ自動車が所有する、からくり人形など江戸から明治時代にかけての科学技術資料「トヨタコレクション」をトヨタが一般に初公開するという。来月開幕の愛知万博を記念し、3月12日から半年間、産業技術記念館(名古屋市)で一般公開する。

【新聞ウォッチ】奥田会長「豊田家はグループの旗」、大政奉還へ布石
トヨタ自動車の奥田碩会長、張富士夫社長、それに新社長となる渡辺捷昭副社長の3首脳が記者会見し、今年6月末に発足する新体制を正式に発表した。きょうの各紙も紙面を割いて、記者会見の内容と渡辺次期社長のプロフィールをコラムで紹介している。

【新聞ウォッチ】トヨタ新社長、きょう発表へ…張氏、副会長就任の裏事情
きのうの日経朝刊が報じたトヨタ自動車の社長交代人事。間もなく名古屋と東京で記者会見を行い、正式発表となるが、きょうの読売や朝日などは、渡辺捷昭副社長の社長昇格に伴う“お家の事情”の内幕話を取り上げている。

【新聞ウォッチ】トヨタ新社長…渡辺捷昭副社長が昇格、張氏は副会長
一時は張冨士夫社長の「続投」と思われていたトヨタ自動車の新社長に、渡辺捷昭副社長が昇格するという。張富士夫社長は副会長に就任、奥田碩会長は留任する。きょうの日経が”サプライズ”首脳交代人事を報している。