三菱ふそうトラック・バスが大型トラック『スーパーグレート』の車軸とホイールをつなぐ部品「ハブ」の左右に亀裂が見つかった、と発表した。同社は今週中にも同車種の数万台を国土交通省に再リコール(無料の回収、修理)する方針を固めた。
東京都のぜんそく患者らが国と東京都、自動車メーカー7社などに汚染物質の排出差し止めや損害賠償などを求めた東京大気汚染訴訟で、都は独自にまとめた医療費助成制度の実現に向け、週内にもすべての自動車メーカーと直接交渉する方針を固めたという。
日産自動車が横浜市西区のみなとみらい21地区に建設する新本社ビルの起工式が13日行われた。14日付の読売、日経などが報じているが、土地取得費を含めた総事業費は420億円で地上22階建て。新社屋は09年春に完成予定。
2006年の中国製自動車の販売台数が前年比25.1%増の721万6000台に達し、日本(約574万台)を抜いて世界2位に躍り出たという。中国自動車工業協会が発表したもので、きょうの各紙が取り上げている。
年末から年始にかけてよく目につくのが「ホワイトカラー・エグゼンブション」というカタカナ文字。簡単に言えば、個人が働く時間を自らの裁量で決められる一方、残業代は一切支払われないという「残業代ゼロ」制度である。
お屠蘇気分もすっかり抜け切れていない中、事実上、今年の春闘が始まった。労使交渉のリード役であるトヨタ自動車労働組合が07年春闘の賃金交渉で、定期昇給分以外に賃金水準を底上げする賃金改善分を組合員平均で1500円を要求する方針を固めたという。
団塊の世代の大量退職が始める「2007年問題」の年が幕を開けた。年末年始の間、どんなニュースが紙面を飾ったのか、自動車関連の記事を中心にウオッチしてみよう。
神奈川県警高速道路交通警察隊が、年末年始の首都高速を封鎖する。場所は神奈川5号湾岸線大黒パーキングエリアだ。
暖冬のせいなのだろうか。なかなか年の瀬の気分にならないが、今年の「新聞ウオッチ」もきょうがラスト。最終日ぐらいは前向きな明るい話題で締めくくりたかったが、きょうの紙面も情けないニュースばかりが目につく。
日産自動車とNECが自動車用電池事業で提携するという。きょうの日経が1面トップで報じている。日産とNECは大きく出遅れており、最後尾から両社がどこまで追い込んでくるのか、今後の開発レース展開を注目したい。
日本経団連が来年の春闘で経営側の指針となる「経営労働政策委員会報告」をまとめ、発表した。きょうの各紙が報じている。
年俸総額61億円で米大リーグのレッドソックスへの移籍が決まった松坂大輔投手がトヨタ自動車をはじめ、アサヒビール、日本コカ・コーラなどとテレビCM起用の契約を結んだという。
ミサワホームホールディングスの連結子会社であるミサワホーム九州(福岡市)が5年間にわたり、顧客へ引き渡し前の住宅の売り上げを前倒し計上する不適切な会計処理を行っていたことが明らかになった。
自民・公明の与党が2007年度税制改正大綱を決定した。きょうの朝日、毎日、東京が1面トップ、各紙も大きく取り上げている。気になる自動車関連の税制改正をみると、道路特定財源の見直しでは、業界が求めていた揮発油(ガソリン)税などの暫定税率引き下げが見送られた。
三菱自動車(三菱ふそうトラック・バスに分社)製の国土交通省へのリコール虚偽報告をめぐる判決公判で、横浜簡易裁判所は宇佐美隆元会長ら3被告と三菱自動車(当時)に無罪を言い渡した。