ジャガー『XF』がフルチェンジされた。フルチェンジと言っても見た目には旧型と変わらないじゃない? と言われそうだ。確かに前から見ても後ろから見ても旧型と瓜二つ。でもこれ、まさしく似て非なるものだった。
ボルボは、電動化車両(PHV、EV)を2025年までに累計100万台販売するという目標を掲げた。今回の『XC90 T8』は、まさにその魁である。
2002年の『FCX』、2008年の『FCXクラリティ』に続くホンダの燃料電池モデルとして登場したのが『クラリティ フューエル セル(FC)』。従来同様リースでの販売となる。
Gクラスは、最新を求め常に進化するメルセデスベンツ車群の中にあって、ラダーフレーム+前後車軸固定式サスペンションの基本設計を、37年間も守ってきた本格オフロード4×4である。
出します、というアナウンスからだいぶ経つが、ようやくジャガー『XE』にディーゼルモデルが追加された。
『XC90』はフォードグループから抜けたボルボが、シャシーやエンジンを新開発したモデルで、新世代ボルボ、最初のモデルとなる。
『ゴルフ』ベースのコンパクトなボディに3列シートを詰め込んだMPV『トゥーラン』。新しくなった以来乗れていなかったので、改めて乗ってみた。
電動化を進めているBMWはひとつの方向性としてPHEVのラインアップ充実を図っている。『330e』は3シリーズセダンをベースにFRのままPHEV化したモデルだ。
『ソリオ』に続き『イグニス』がデビューし、『スイフト』と並んでコンパクトカー3台体制かと思っていたら、さらにもう一台この『バレーノ』が加わって、スズキのコンパクトカーは一気に4車種に増えた。
“クラシック”時代に2台とR50の所有経験がある立場で言うと、MINIはたとえ手放しても再び乗りたくなる、永遠のアイドルのような存在だ。
ガズーレーシングの『86GRMN』と共に、サーキット試乗を堪能させてもらったのが最上級グレードの「GTリミテッド」である。
軽自動車で相次ぎヒット作を出し続けて来たスズキが、昨年辺りから小型車シフトを鮮明にしている。新型『ソリオ』のヒットに続いて『イグニス』を発売したと思ったら、今度は『バレーノ』をラインナップに加えた。しかもこのバレーノはインドで生産された“輸入車”である。
ニュージェネレーション・ミニのオープンモデルのなかで最もベーシックなモデルとなるのが「クーパー」。
そもそも、『マークX』をマニュアルで乗ろうという奇特な御仁がどれほどいるか不明だが、一見大人しい地味なクルマもチューンするとこのように変身できるという典型がこれ。
試乗車のグレードは“1.2ポップ”。見慣れたボサノバホワイトということもあるが、“ラウンジ”に較べ、顔まわりのメッキ加飾が少ない分、マイナー後ながらマイナー前からの素直でプレーンなチンクらしさがより伝わってくる……そんな気がした。