
燃料電池車、米国の大逆襲が始まる? ---ブッシュ大統領の一般教書演説
ブッシュ米大統領が28日行った一般教書演説で、米政府が自動車メーカーと新たな燃料電池車開発プロジェクトに乗り出すことが明らかになった。国家予算として総額12億ドル(約1430億円)を投じるもので、市販化でトヨタ自動車、ホンダの日本勢に遅れを取った米国の官民による巻き返しが本格化することになる。

【デトロイトショー2003続報】FR車カムバックのきざし
今年のデトロイトオートショーで目立ったのは、FR(後輪駆動)の復活。例えばフォード『マスタング』、マーキュリー『メッセンジャー』、ダッジ『マグナム』、キャデラック『シックスティーン』、アストンマーチン『AMV8バンテージ』、メルセデスベンツ『Eクラスエステート』など、数え上げればきりがないほど。

【デトロイトショー2003続報】フォード『フリースタイルFX』…可変ボディ多目的車の市販予告
ガーデニング、マウンテンバイク、観劇……、さまざまな生活シーンに対応するためには、それぞれに合ったクルマ複数台を所有するか、何かを妥協するかのどちらかだった。フォード『フリースタイルFX』は1台で「すべてのことをあらゆる人に」「中途半端な言い訳はしない」をテーマに開発されたコンセプトカーだ。

【デトロイトショー2003続報】横綱…新型フォード『F-150』フルサイズピックアップ
フォードがアメリカン・トラックの定義を変えるか? 2004年型として市場に登場する新型『F-150』の第一印象は、タフなトラックのマーケットリーダーとしての伝統を素直に感じさせる。しかしドアを開けると、従来のトラックからは連想できない洗練された空間が広がる。

【デトロイトショー2003続報】フォード『マスタングGT』…レトロというより象徴
コカコーラのびんやナイキのスウィッシュマークはアメリカン・ポップカルチャーの“アイコン”である。そしてフォード『マスタング』が持つシルエットもそれに属するものだ……。とはフォードの自負である。

【デトロイトショー2003続報】フォード『427』…古典的正統派アメリカン・セダン
60年代はアメリカンセダンの黄金時代だった。厚い鉄板、輝くクローム、そして若者の「不良グループ」がクールと定義された。そんな時代もミニバン、ポップアイドル、プラスチックに追いやられてしまった。しかしフォードの『427』コンセプトは古典的正統派アメリカン・セダンのルネサンスを予告する。

【WRC】2003年型フォード『フォーカスRS』初テストを完了
フォード・ラリー・スポーツは、2003年型『フォーカスRS WRC』の初テストをスペインで完了、マルコ・マルティン、フランソワ・デュバルのレギュラー・ドライバーをはじめとするチーム首脳陣は、このマシンの仕上がりに満足感を覚えている。

【デトロイトショー2003続報】フォード『モデルU』は21世紀の『T型』か…水素内燃と電気
世界初のスーパーチャージャー付き水素エンジンとハイブリッド・エレクトリック・トランスミッション、そして先進のエコロジカルな素材と生産プロセスによって作り上げられた『モデルU』は、将来のためのビジョンを示すものと言える。

フォードに証拠隠しの疑い---『E350』の安全性について
連邦判事がフォードに対し、同社が持っていると信じられている15人乗りバンについての安全性データを提出するよう求めた。フォードではそうしたデータは存在しない、と主張しているが、判事側は信用していない。

フォード、赤字が大幅改善へ
米国のフォード・モーターは2002年12月期の決算を発表した。それによると売上高は前年比1.1%増の1626億ドル、最終損益が9億8000万ドルの赤字だった。前期の最終損益は54億5300万ドルの赤字で、赤字幅が大幅に改善した。金融サービスとレンタカー事業が好調だったのに加え、ゼロ金利キャンペーンで新車販売の落ち込みをカバーした。