わざわざ充電する手間が要る『プリウスPHV』に乗るなら、やはり20kmを超えるEV走行(モーターのみの走行)を有効に使いたい。
PHV(プラグインハイブリッド)に興味を持つ人の一番の関心事は…やはり、EVとして走ることができる航続距離だろう。そこで、横浜みなとみらいを起点とした報道試乗会で試してみると…ECOモードなら25km以上走れることがわかった。
「我々は、ハイブリッドより効率の悪い電気自動車なら作る意味はないんです」…『プリウスPHV』を見ると、そう言い切ったトヨタハイブリッド戦略のボス、小木曽聡エンジニアの言葉を思い出す。
現実の話、都内の渋滞をアクセルに触る程度で走行し、そのまま首都高速に乗り、26
一部の法人ユーザー向けに限定的にリースされていた『プリウスPHV』が一般ユーザー向けにも市販されるようになった。
アクセルを踏込むとEVの静かな走りだ。
試乗会で試乗したあと約5日間個人的に広報車をお借りして東京-大阪を往復してみた。
もしも『プリウス』で、もっとモーターだけで走れたら? プラグインで充電できたら? それを実現したのが『プリウスPHV』だ。
『プリウスPHV』は「HVでもっとEV走行できないものか」、「EVじゃまだ長距離移動に向かず、出先での充電事情が不安」
トヨタ自動車が4月、米国での納車を開始した『プリウス プラグイン ハイブリッド(PHV)』。同車の4月の販売実績が、競合車のGMのシボレー『ボルト』、日産『リーフ』を凌ぐ良好な立ち上がりを示した。
トヨタ自動車が2012年1月にリリースしたプラグインハイブリッドカー(PHV)『プリウスPHV』。
特定ユーザーにリース販売していた以前の車両と比べて、大幅値下げ以上にありがたいのは、EVモードとHVモードを選べるようになったことだ。
モーターとバッテリーだけで走る航続距離の約20kmから、電気が無くなり自動的にエンジンが掛かる瞬間を体感すべく注意しながら首都高速を走ってみたが、まったくわからなかった。
昔のジャガー『XJ』やMINI『クーパー』を思わす(!?)、給油口らしきリッドが左右2つの『プリウスPHV』。右側の“充電口”に差し込んで使う専用のコネクターは軽く、扱いも非常に楽だ。