日産自動車の志賀俊之COOは27日、2010年末の投入を目指して開発中の電気自動車(EV)について「(環境性能に優れただけの)ニッチではいけない。自動車メーカーとして本格普及させるよう技術やコストに挑戦したい」と述べた。
日産自動車は27日、神奈川県横須賀市の同社試乗施設で電気自動車(EV)専用に開発したプラットフォーム(PF)をベースにしている実験車両を公開した。この専用PFは2010年末に日米で発売されるEVに採用される。
日産自動車は、電気自動車(EV)を2010年に市場投入するのに対応して、グローバルデータセンターと車両搭載の通信ユニットを活用し、EVの利用を24時間365日サポートする4つのITシステムを開発した。
日産自動車は27日、2010年度に北米、日本で発売する電気自動車(EV)のために新開発したEV専用プラットフォームと同プラットフォームをベースにした実験車両を公開した。
日産自動車は20日、英国政府、ポルトガル政府と共同で、高性能リチウムイオンバッテリーの生産拠点を英国とポルトガルに建設すると発表した。
日産自動車は、米国現地子会社である北米日産が、米国エネルギー省からの16億米ドル(1540億円)の融資に関して承認を受け、米国でゼロ・エミッション車と最新鋭のリチウムイオンバッテリーパックの生産を行うため、テネシー州スマーナ工場を拡充すると発表した。
日産自動車が米国で電気自動車の量産に乗り出すという。20日付の日経朝刊が1面トップで報じている。
日産自動車は、電気自動車(EV)を2010年秋から同社の追浜工場(神奈川県横須賀市夏島町)で生産すると発表した。