
【新聞ウォッチ】トヨタ対GM「世界一」攻防でつばぜり合い
ダイハツ工業と日野自動車含むトヨタ自動車の1 - 9月の世界販売台数が前年同期比7%増の705万台だったという。一方の米ゼネラルモーターズ(GM)は同2.4%増の706万台で、1万台の差でGMが「世界一」の座を維持した。

激しさを増す円高へのプレッシャー
米国でのサブプライムローンに端を欲した経済不安は、円高をやや推進する結果となった。しかし従来から「日本政府は不当に円の価値を安く抑えている」と主張して来たビッグ3は、さらなる円高を求めて政府に交渉中だ。

サターン ビュー グリーンライン 08年型
GMはこの秋発表する新型2008年モデルのサターン『ビュー・グリーンライン』について、「もっとも燃費効率の良いSUV」だと主張する。サターンのハイブリッドクロスオーバーは、高速運行での燃費が32mpg(Mile Per Gallon)と、通常のガソリンバージョンのものより燃費が27%優れているという。

【ロサンゼルスモーターショー07】ポンティアック バイブ 新型
GMのポンティアックでは、11月のLAオートショー(ロサンゼルスモーターショー)で2009年モデル『バイブ』をワールドデビューさせる。

GMのオンスターに新機能…説得力
GMがカーマルチメディアとして提供しているオンスターに、2009年から新機能が追加される。「盗難車両を停止させ、窃盗犯に車を返すよう説得するシステム」だ。

今度はクライスラーグループでスト懸念
GMの労使闘争の末のストライキは2日間で幕を閉じたが、今度はクライスラーでストの可能性が出て来た。経営が変わったクライスラーグループでは、UAW組合員が新たな労働契約を結ぶよう会社側に要請、水曜日を返答の期限と定めた。

シボレー アヴェオ 08年モデル…日本車キラーにはなれない
GMのサブコンパクトカー、シボレー『アヴェオ』が08年モデルを発表。このところアメリカではホンダ『フィット』、トヨタ『ヤリス』、日産『バーサ』といったサブコンパクトが人気で、GMだけではなくフォードモーター、クライスラーグループもこの分野にはおおいに注目していると言われていた。

GMとUAWの妥結が残したもの
30数年ぶりの大規模ストに発展するかと思われたGMに対するUAW(全米自動車労働組合)のストだが、結局40時間で妥結、終了となった。どちらにも苦しい事情があり、GM側はストが長引けば2008年の新型出荷に滞りが出るし、UAW側がストに応じた組合員に支払う金額は週に200ドルと生活を維持できるものではない。

【東京モーターショー07】GM、キャデラック CTS などを出展
ゼネラルモーターズ(GM)は、10月24日から開催される第40回東京モーターショーで、今年12月から発売を開始するキャデラック『CTS』をはじめ、フェイスリフトを施したサーブ『9-3』、シボレー『コルベット・コンバーチブル』、ハマー『H3』の右ハンドル仕様車を出展する。

米自動車労働者が30年ぶりにスト突入か?
全米自動車労働者組合(UAW)の会員およそ73000人が、GMに対しスト敢行を示唆した。