アウディは300PS・V6エンジンと新開発7速DSGトランスミッションを搭載した“ ファストバック・サルーン”スタディ、その名も『ロードジェット』コンセプトをデトロイトモーターショーで発表した。
アウディ・ジャパンは、2005年通年の販売実績が前年比11.6%増の1万5420台となり、1991年以降、過去最高記録を達成したと発表した。6年連続のプラス。
アウディは2005年の全世界販売台数が前年比6.4%増の82万9100台で、10年連続で新記録を更新したと発表した。12年間連続のプラスで、世界39のマーケットで新記録となった。
アウディ・ジャパンは2006年1月1日付で、BMWジャパンでMINIディレクターだった大喜多寛(45歳)を取締役(営業担当)に迎える人事を発表した。アウディ・ジャパンの営業担当だった竹内洋一取締役は退任する。
アウディ『A8』のカーナビは、はっきりいって使いにくい。その顕著な部分が入力系UI(ユーザーインターフェイス)で、センターコンソール上のコントローラーや機能ボタンの構成は、日本製カーナビのように「マニュアルレス」では到底使いこなせない。BMW 『7シリーズ』の「iDrive」が登場した時と同様に、“コクピットドリル”は必須だ。
現行アウディ『A8』は2003年にデビューを果たした同社のフラッグシップモデル。搭載されるエンジンは3.2リットルV6、4.2リットルV8、そして6.0リットルW12の3種。エントリーモデルの3.2クワトロでさえ、税込価格はなんと850万円オーバーだ。
日本仕様のアウディ『A8』には、本国仕様と同様にアイシンAW製のDVDカーナビが設定されている。テレマティクス機能もなく、極めてプレーンなカーナビだが、操作性は独特のものとなる。
アウディ『A8』にはBOSE製サラウンドシステムと6連奏CDチェンジャー、3連奏MDチェンジャーが搭載されている。CD/MDのユニット自体はグローブボックスの中に並列で収められており、普段はその姿が見えないようになっている。
アウディ『A8』にも夜間走行の際に進行方向の視界を確保するアダプティブヘッドライトが装備されている。
アウディ『A8』にはミリ波レーダーを使ったレーダークルーズコントロールが設定されている。設定速度は30km/hからで、上限はなんとクルマとしての最高速度(ただし、メーターの刻みはそれ以上の280km/hまである)。
手許で操作できる欧州車によく見られるインターフェイスを採用する。良くも悪くもこのインターフェイスが最大の特徴であるが、一言で言えば「慣れないと使いにくい」。
チューニングメーカーはBOSE。全12個のスピーカーを各所にインストールし、フロント・センターには7cm口径のユニットを、リアトレイには30cmもの大口径サブウーファーを置く。
アウディ『A8』に搭載された「Adaptive Headlight」は、他の2車が採用しているAFSとは基本的な機能が違う。
アウディA8のACC用メインスイッチはステアリングの左下の奥にある。この位置が遠い、あるいは動作時のストロークが大き過ぎるとの意見もあるようだが、スイッチのON/OFFはこのぐらいのメリハリがあっても良いような気もする。
アウディは13日、パリで、ルマン24時間耐久レースに投入するオープントップ・レーシングカー、「R10」を発表した。アウディはこのレースで、ディーゼルエンジンによって総合優勝をねらう最初のメーカーとなる。