
【COTY 選考コメント】政治の難しさ…小沢コージ
今回のCOTYの面白さは政治の難しさにある。いいクルマなだけでは賞は取れない。良くも悪くもそういうことだ。その象徴が日産『GT-R』。その存在の重さ、デキの良さは誰もが認めるところだろう。

【COTY 選考コメント】iQ は5点が最高…河村康彦
実は今年のイヤーカーであるトヨタ『iQ』に投じたのは5点。が、そんな得点は自分の考えの中では、現在のこのクルマに対する“フルマーク”に相当するもの。

【COTY 選考コメント】閉塞感に対する初めの一歩…佐藤久実
近頃、環境問題やクルマ離れなど、クルマの未来にとっては閉塞感のある話題が多い。それだけに、新しい価値観をもった、将来性のあるトヨタ『iQ』が評価されたのではないかと思う。私自身も期待を込めてiQに10点を投じた。

【COTY 選考コメント】順当だがボクは10点を…斎藤聡
トヨタ『iQ』の受賞は順当と言っていいのではないでしょうか。3mを切る全長で4人乗れるコンパクトカーは、次代のコミューターの形として興味深くまた魅力的であると思います。ただし、ボクは10点を『GT-R』に投じ、『iQ』は5点としました。

【COTY 選考コメント】良くも悪くもトヨタ車…片岡英明
日本を代表する今年のエポックカーは、トヨタが送り出した新感覚のスモールカー、『iQ』と、日産が技術の粋を集めて開発した『GT-R』の2台だろう。他のクルマはこの2車と比べると影が薄い。案の定、COTYはiQとGT-Rとの一騎打ちとなった。

【COTY 選考コメント】50年の節目と35年の感情移入…川上完
実は、今回のCOTYの投票については、その前からずいぶん悩ましいものでした。と言うのは、本命とされていたトヨタ『iQ』にあまり大きな点数を入れられない状況を自分で造り出していたからなんです。

【COTY 選考コメント】ふさわしいのは2車種だけ…ボブ・スリーヴァ
僕に言わせると、今年、日本市場に出た41車種の中でカー・オブ・ザ・イヤーに相応しいクルマは2車種しかない。2車種とも日本車で、トヨタ『iQ』と日産『GT-R』。いずれも日本ののモノ作りの強さの証拠である。

【COTY 選考コメント】トヨタならではの力作…津々見友彦
トヨタ『iQ』がカーオブザイヤーに輝いたが、コンパクトカーながら、プレミアム性を持たせたエコカーと言うコンセプトは時代性があり、さらにトヨタならではの力作でもある。そこを評価したい。

【COTY 選考コメント】エコバッグみたいな存在…嶋津敏一
イヤーカーのトヨタ『iQ』は、クルマ社会におけるエコバッグみたいな存在なのだと思う。レジ袋当たり前の暮らしを少し見直して、「足るを知る」生活をしようよ、という提案。

【COTY 選考コメント】軽自動車を優遇する根拠があるか…島下泰久
イヤーカーとなったトヨタ『iQ』は、軽自動車のある日本では価値の見えにくい部分もありますが、その存在はコンパクトカーの価値や概念を変えていくきっかけになると期待しています。