【東京モーターショー09】COTYの発表を会場内で開催
日本自動車工業会は16日、今秋に千葉市の幕張メッセで開かれる「東京モーターショー2009」の特別企画として、日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の投開票や表彰式を同ショー会場内で開くと正式に発表した。
【池原照雄の単眼複眼】モーターショーに歴代COTYが大集合
外国メーカーの参加が大幅に減少する「東京モーターショー2009」(一般公開10月24日 - 11月4日)に、強力な助っ人が現れた。すでに一部報道されているが、日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の表彰式などがショー会場で開催されるのだ。
【COTY 選考コメント】政治の難しさ…小沢コージ
今回のCOTYの面白さは政治の難しさにある。いいクルマなだけでは賞は取れない。良くも悪くもそういうことだ。その象徴が日産『GT-R』。その存在の重さ、デキの良さは誰もが認めるところだろう。
【COTY 選考コメント】iQ は5点が最高…河村康彦
実は今年のイヤーカーであるトヨタ『iQ』に投じたのは5点。が、そんな得点は自分の考えの中では、現在のこのクルマに対する“フルマーク”に相当するもの。
【COTY 選考コメント】閉塞感に対する初めの一歩…佐藤久実
近頃、環境問題やクルマ離れなど、クルマの未来にとっては閉塞感のある話題が多い。それだけに、新しい価値観をもった、将来性のあるトヨタ『iQ』が評価されたのではないかと思う。私自身も期待を込めてiQに10点を投じた。
【COTY 選考コメント】順当だがボクは10点を…斎藤聡
トヨタ『iQ』の受賞は順当と言っていいのではないでしょうか。3mを切る全長で4人乗れるコンパクトカーは、次代のコミューターの形として興味深くまた魅力的であると思います。ただし、ボクは10点を『GT-R』に投じ、『iQ』は5点としました。
【COTY 選考コメント】良くも悪くもトヨタ車…片岡英明
日本を代表する今年のエポックカーは、トヨタが送り出した新感覚のスモールカー、『iQ』と、日産が技術の粋を集めて開発した『GT-R』の2台だろう。他のクルマはこの2車と比べると影が薄い。案の定、COTYはiQとGT-Rとの一騎打ちとなった。
【COTY 選考コメント】50年の節目と35年の感情移入…川上完
実は、今回のCOTYの投票については、その前からずいぶん悩ましいものでした。と言うのは、本命とされていたトヨタ『iQ』にあまり大きな点数を入れられない状況を自分で造り出していたからなんです。
【COTY 選考コメント】ふさわしいのは2車種だけ…ボブ・スリーヴァ
僕に言わせると、今年、日本市場に出た41車種の中でカー・オブ・ザ・イヤーに相応しいクルマは2車種しかない。2車種とも日本車で、トヨタ『iQ』と日産『GT-R』。いずれも日本ののモノ作りの強さの証拠である。
【COTY 選考コメント】トヨタならではの力作…津々見友彦
トヨタ『iQ』がカーオブザイヤーに輝いたが、コンパクトカーながら、プレミアム性を持たせたエコカーと言うコンセプトは時代性があり、さらにトヨタならではの力作でもある。そこを評価したい。
