
高速道路無料化で財源は? 渋滞は? ---石原国交相がチクリ
石原伸晃国交相は30日、民主党がマニフェストのなかで示した高速道路の原則無料化について「国、地方の取り分も道路特定財源で分かれているし、地方単独や補助事業もある。どこのものをどう使うかの説明は残念ながらなかった」と、実現に懐疑的な見方を示すとともに「首都高、阪高を有料にして、基幹道路を無料にすると、高速道路の構造上、ボトルネックが生じる。高速道路から降りた無料の車両が一般道に大量に流出する事態も想像される」と、混乱が生じる可能性を指摘した。

新長期規制、2005年からスタート
国土交通省は30日、平成17年排出ガス規制(新長期規制)の実施に伴う基準値をまとめた。現行の新短期規制に比べ、乗用車ではNOxとHC(炭化水素)がほぼ半減。トラックでは、PMが85%削減されるなどの厳しい内容だ。

来年1月から車検証とステッカーのデザイン一新
国土交通省は30日、来年1月5日から自動車検査証(車検証)やステッカーのデザインを変更すると発表した。自動車の登録情報を管理する「自動車登録検査業務電子情報処理システム」の全面更新に伴う措置。車検証の色が現在の薄いオレンジ色から紫色になるほか、偽造防止印刷技術も導入される。

【三菱『FCV』燃料電池車・写真蔵】お見せしましょう……写真20点
三菱自動車は17日、ダイムラークライスラー社の燃料電池システムをミニバンの『グランディス』に搭載した『MITSUBISHI FCV』を開発して発表した。経済産業省の2003年度水素・燃料電池実証プロジェクト(JFHCプロジェクト)に参画するため、国土交通省に大臣認定の申請を行った。

今度の★はいくつ……新低排出ガス認定制度
国土交通省は26日、パブリックコメントを募っていた新たな「低排出ガス車認定制度」を10月から導入すると発表した。2005年から導入される「新長期排ガス規制」を基準に、50%、75%低減レベルの低排出ガス車を認定する。

菊川怜ちゃんに点検してもらいたーい……国交省がPR
「ドライバーの皆さんに点検の重要性をPRします」——国土交通省は10月を「自動車点検整備推進強化月間」に設定。プロモーションの一環として女優の菊川怜さんを隊長に起用した「点検PR隊」の結団式を開いた。

【改善対策】意外に痛い---『アコードワゴン』の電動開閉ゲート
ホンダは25日、『アコードワゴン』の電動開閉式テールゲートに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。昨年10月から今年9月までに生産された1万3815台が対象。

【東京ショー2003】安全シンポジウム
国土交通省は10月24日、東京モーターショー会場で「第4回自動車安全シンポジウム」を開く。同シンポジウムは、国交省が自動車の安全行政への理解を深めてもらおうと開催しているもの。

路線バス、車検を忘れて約1万1000km
中国ジェイアールバスは21日、同社の周防営業所(山口県光市)に配置してる路線バス車両1台が今年6月中旬に車検切れとなってからも運行を続け、客を乗せた状態で81日間、約1万1000km相当を走らせていたことを明らかにした。

【誕生! 石原国交相】「聞いてないよー」道路局に衝撃
思いもよらなかった石原大臣の出現に、国交省、とくに道路局幹部は「これは大変だ…」と衝撃が走っている。なにせ、石原大臣は道路公団改革の経緯を知り尽くしている。