
【スマートプレート実験その3】“売り”はどこだ?
狭域通信(DSRC)をめぐっては、総務省のほか、同じ国土交通省内でもETCで実用化経験を持つ道路局が車載端末を使った実証実験を行っている。こうしたシステムとスマートプレートの違いは2つある。1つは、スマートプレートはネット接続や課金など複雑な情報処理には対応していないこと。そしてもう1つは、国がその気になれば法律で装着を義務付け、強制的に“普及”させることができるという点だ。

【スマートプレート実験その2】システムの実力は?
国交省が公開したシステム仕様は、ETCなどと同様に5.8GHz帯の狭域通信を使って情報をやりとりする。通信速度は1Mbpsで、停止時には双方向通信、走行時は車両側の情報を路側が読みとるだけにする。

【スマートプレート実験その1】西新宿で実験スタート
国土交通省は12日、スマートプレート実験を報道陣らに公開した。一般公募した100台に試作中のスマートプレートを装着し、東京都駐車場公社の「西新宿第4駐車場」と、東京都庁で実験を来月半ばまで行う。公社は国交省認定の低公害車(3つ星車)の駐車を1時間無料にしており、こうした料金割引や、業務用車両の識別にスマートプレートを使う。

環境省など、50ppm以下の低硫黄軽油の供給を検討
環境省など4省庁は、都内の道路交通環境対策を発表した。硫黄分50ppm以下の低硫黄軽油の導入や、自動車からのNOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)の排出量測定を車検項目に盛り込むことなどを検討項目に挙げた。

トラックの危険運転を自動報告---国交省が新安全管理システム
国土交通省は7日、トラックの過労運転やスピード違反などをリアルタイムで営業所が把握できる「リアルタイム安全管理システム」の実証実験を始めたと発表。データを収集し、危険な運転状況を察知した場合、車両側から自動車で移動体通信を経由して営業所へ情報が届く仕組み。

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スマートプレート実用化へまた一歩……求められる情報公開
国土交通省は6日、ナンバーにICチップを組み込んだスマートプレート(電子ナンバープレート)実証実験を今月12日から東京都内で行う発表。東京都駐車場公社が持つ西新宿駐車場などに専用の路側設備を設置。入出庫時刻とともに低公害車や業務用などの車両情報をやりとりし、料金割引や車両判別などを行う。