
ASVを正しく知って、過信しないで---国交省がビジョンを公表
国土交通省は、ドライバーに向けたASV(先進安全自動車)のビジョンを近くまとめて公表する。ASVの派生技術が普及段階に入るなか、ドライバーがASV装置を過信したり、誤った使い方をして事故を起こすのを防ぐのが狙いだ。

ガソリン、ディーゼルに加えてLPG車にも燃費目標---経産省ら
経済産業省、国土交通省は25日、LPG(液化プロパンガス)自動車の燃費目標基準案をまとめた。車両重量に応じて9段階の燃費目標(4.8〜15.9km/リットル)を決め、メーカーらに対して2010年度までの達成を求める。

【新聞ウォッチ】来年度予算でETC普及に大盤振る舞い、そのメリットは……

夜間割引、迂回割引、渋滞割引などもアリ? ---高速料金、多様化へ
国土交通省は来年度、高速通行料の多様化に向けた実験を相次ぎ行う。平成15年(2003年)度予算要求で、ETCを使った割引料金実験、ETC以外の車両を対象とする料金実験が財務省から認められた。

延々と続いた首都高値上げに終止符---首都高“新料金”は据え置き
国土交通省は20日、首都高速道路公団の新料金を認可した。公団は当初、板橋足立線の開通により、東京線の料金を普通車800円に値上げしたい考えだったが、道路関係4公団民営化推進委員会の提言を受け、現行料金のまま据え置かれた。

高速道路は税金で作るから料金は要りません---ただし、道路の必要もないかも
国土交通省は、高速道路の未開通区間について、自動車重量税の地方への配分比率を増やすことで、実質的に地元負担ゼロで高速道路を整備する方針を打ち出した。国の税金で整備された高速道路の通行料は、建設費を返す必要がないため無料になるという。

280馬力規制、撤廃秒読み!? ---国交省幹部がコメント
日刊自動車新聞によると、国土交通省の中山寛治技術安全部長は、国産車の280馬力規制撤廃に反対しない趣旨の発言をした。中山部長は「280馬力は安全で、300馬力は危険だということはない」「スピードを出せるだけ出すのではなく、今は高出力の車にゆったりと乗りたい人もいる」としたうえで、「このような規制は時代とともに移り変わっていく」と、規制撤廃に前向きな姿勢を示した。

真の環境性能を車種別に公表します---国交省が環境アセスを準備中
国土交通省は19日、「自動車環境アセスメント」の実施に向けて検討会を設けた。制度案を来年度末までに決めたうえで、2004年度から車種別の“環境格付け”を公表する考えだ。

多様化する燃料をにらみ、環境省らが排ガス性能試験
国土交通省、環境省は16日、DMEやバイオマス燃料など、ガソリン・軽油以外の燃料についての環境性能調査を行うと発表。学識経験者らによる調査検討会を設置し、排ガス性能や、低温流動性、酸化安定性など燃料自体の調査に取り組む。

燃料電池バス『FCHV-BUS1』、霞が関で「発車オーライ!」
国土交通省は16日、燃料電池バスの試乗会を開いた。会場となった本省前には、トヨタグループが開発中の燃料電池ハイブリッドバス『FCHV-BUS1』が展示され、国交省幹部や報道陣らを乗せて霞が関周辺を走行。「非常に静かだ」などの声があがった。