【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRCで自動車版ホットスポットも商機あり
DSRCは専用アプリケーションのほか、インターネット接続サービスにも使える。メーカー側がDSRCモデムを商品化し、対応プロバイダが出現すれば、車内でPDAやパソコンを使って“ホットスポットサービス”が受けられることになる。
【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRC技術の特徴とは…
実験に使われるDSRC技術は、双方向メディアであるとともに、4Mbpsという高速通信が可能なことが特徴だ。電波の到達エリアが狭いためクルマが静止した状態でのサービスを想定しているが、その地点にいる利用者に的を絞った情報を送りやすい。
【国交省スマートコミュニケーション実験】DSRCの公開実験始まる---常磐道守谷SA
国土交通省による、DSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」が29日、常磐道守谷SA(茨城県守谷市)でスタートした。ETCで実用化されているDSRCのサービスを広げ、インターネット接続や駐車場での料金決済などに応用しようとするもの。
高額ハイカ廃止に利用者からの抗議殺到…「それはもう、ETCです」
高額ハイカの廃止を発表した国土交通省と日本道路公団に対し、苦情や抗議の声が殺到している。今月21日の発表後、両者には合わせて2000件以上の電話が殺到した。苦情の内容は「便利なハイカを一方的に廃止するな」といった苦情のほか、“ETC車載器を買わされるハメになる”と感じた利用者からの抗議も多数寄せられた。
2003年度のITS施策の概要を国土交通省が発表
国土交通省(道路局)は、平成15年度=2003年度のITS施策の概要を発表した。大きく5項目に分けられ、ITSの予算だけで4402億円。
自動車版“ホットスポット”サービスを国交省が検討---DSRC
国土交通省は23日、ETCで実用化したDSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」を今月末から開始すると発表した。高速道路のサービスエリア(SA)などに路側設備を設置し、ETCアンテナを使ってインターネット接続環境を提供するサービスだ。
高額ハイウェイカードの販売が2月末で中止。その狙いは?
国土交通省は、3万円以上の高額ハイウェイカード(ハイカ)の販売を2月末で、使用を2004年2月末でそれぞれ中止すると発表した。被害額11億円ともいわれる偽造ハイカの対策であるが、他にも狙いがあるようだ。それは、ETCの普及。
それでも高速道路はできます---2003年度は143kmが開通へ
国土交通省は、このほど発表した「平成15年度予算概要」で、同年度に開通する高速道路を公表した。東北縦貫八戸線(16km)、常磐自動車道広野−富岡間(16km)、第2東海自動車道豊田南−豊明間(8km)など、合わせて10区間、総延長143km分だ。
日米欧の行政当局がクルマの安全・環境分野で連携へ
欧州委員会企業総局のワイゼンベルグ局長(単一市場、消費財担当)が22日、国土交通省を訪れ、自動車交通局の中山寛治技術安全部長と会談した。このなかで、日欧双方が今後、年1回の会合を開いて自動車の安全・環境情報を交換するほか、関連基準の策定に関しても積極的に意見交換することで合意した。
