年度末の駆け込み需要からの反動もおさまり、リスタートとなった2015年のカーナビ商戦。各社の夏モデルは、車種専用/大画面モデルの登場に加えて、スマートフォンのマルチタッチやクラウド音声認識を取り入れた先進UIがトレンドとなった。一方スマートフォンの急速な普及と性能向上に伴い、ナビアプリも特に描画回りで大幅な進化を遂げている。ドラレコ付PNDやヘッドアップディスプレイ(HUD)対応ナビアプリなど、ナビの形態も多様化。これら最新カーナビの主要機能やインプレッションなどワンストップでお届けする。
新型『スムーナビ』ではインターフェイスも大きく変更されている。メニューにはデザインやサイズに工夫を凝らしたアイコンが登場。ここから各設定モードに入っていくのだが、その過程は迷わずにすぐに入っていける親しみやすさがある。
2009年末に登場した上位モデル『nuvi1480』を皮切りに、新世代プラットフォームに切り替わったGARMINのPND。新ラインナップの特徴と、日本でのブランド戦略について、GARMIN製品の正規代理店である いいよねっと の高橋玉樹氏に話を聞く。
エコカー人気が高まっている中、カーナビもエコ関連機能の搭載は欠かせなくなってきている。クラリオンの新型『スムーナビ』はそんな世の中の動きに合わせて、独自の「エコ運転アドバイス」を搭載するなど、内容を一新して登場した。
ナビタイムジャパンが5月24日に発表した『WND カーナビタイム』は、通信機能を使って最新の地図データやPOIを基に案内できるポータブルナビゲーション。
メニューボタンと現在地ボタンをハードキーとしたインターフェースはPNDとして一般的なものだ。他機種から乗り換えても戸惑わずに使える一般性を確保しつつ、独自の操作方法も積極的に盛り込んでいる印象を受ける。
クラリオンがこの夏リリースした『スムーナビ NX710』は、プローブやGoogle のローカルサーチに対応した通信機能や、エコドライブ機能に加えてUIを大幅に刷新した意欲作だ。
クラリオンとザナヴィが合併したのは2009年だが、『スムーナビ NX710』は、同社製カーナビとしては初めてザナヴィ出身のエンジニアと共同開発を進めた機種となる。
ケータイナビで圧倒的人気を誇る「NAVITIME」を提供するナビタイムジャパンが、なんと車載用ポータブルナビ、『WND(Wireless Navigation Device)カーナビタイム WND-01K』を発売した。
2010年夏に登場した新型『ストラーダ ミドルクラス』。新モデルのトピックは、「ストラーダチューン」の搭載をはじめ、「CD音質」録音モードの追加や純正ステアリングスイッチへの対応など多岐にわたる。
ナビタイムジャパンが5月に発表した「カーナビタイム WND-01K」。カーナビタイムは、これまでの通信カーナビとはどのように異なるのか、そして月額525円という通信料をどのように実現したのか。WNDプロジェクトを主導した開発本部企画部の篠原雄大氏に話を聞いた。
『WND カーナビタイム WND-01K』は、通信機能を使って最新の地図データやPOI、コンテンツを利用可能で、auの通信ネットワークを利用するアライアンス型サービス「Link→au」の第一弾の事例となる。
パナソニックのAV一体型ナビゲーション、「ストラーダ」のミドルクラスがモデルチェンジ。評価の高い外観デザインやユーザーインターフェースは従来モデルから引き継ぎつつ、AV一体機ならではのポテンシャルをさらに引き出した力作だ。
4月7日、ユビークリンクのiPhone向けアプリ『全力案内!ナビ』がバージョンアップを実施した。ナビゲーション機能の大幅強化と追加オプションへの対応により、実用性の更なる向上を狙ったという。
まず目的地の検索だが、ここで威力を発揮するのが本機の最大の特徴であるInternet検索だ。これは本機と携帯電話を組み合わせ、Googleのデータベースをオンラインで検索する機能。常に更新され続けるGoogleを利用することにより、いつでも最新の情報を得られるのだ。
シンプルさを追求する独自路線が日本でも人気のGARMINのnuviシリーズ。昨年発売したモデル1480では、目的地をGoogleにオンラインで検索するという「離れ業」を実現したが、その第二弾モデル1460が登場した。