新日鉄エンジニアリングは、台湾の中国鋼鐵社(CSC)向け第3高炉用ステーブクーラーと、イタリアのILVA社向け第1高炉用ステーブクーラーの国際入札に参加し、2件連続で受注したと発表した。
新日本製鐵は、浅草寺本堂の屋根用としてチタン15t、約3100平方mを受注したと発表した。チタン本瓦葺きが、浅草寺宝蔵門に続いて、本堂でも採用されることになった。
新日本製鐵と韓国のポスコは、ポスコの浦項製鉄所で、還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルに関する合弁工場の起工式を行ったと発表した。
新日本製鉄は、八幡製鉄所の火災でコークス炉での生産が停止している問題で、復旧見通しを公表した。現在、生産を停止している第4コークス炉は、今年9月下旬に、第5コークス炉は今年12月中旬にそれぞれ稼動する見通し。
新日本製鐵が筆頭株主として出資するタイの冷延鋼板メーカーのサイアム・ユナイティッド・スティール(SUS)がタイ王国の2008年度総理大臣賞(環境保全部門)とエネルギー賞を相次いで受賞した。
新日鉄エンジニアリングは、7月末時点で産業廃棄物管理票(マニフェスト)の電子化率を89%まで高め、2010年度末大規模排出事業者の「電子マニフェスト」普及率80%という政府目標を3年弱前倒しで達成したと発表した。
新日本製鉄が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比7.4%増の1兆1985億円と増収。営業利益が同7.5%減の1197億円と減益となった。
新日本製鐵と豪州子会社であるニッポン・スチール・オーストラリア(NSA)は、西豪州鉄鉱石ローブリバーJVにおいて、鉄鉱石積み出し港であるケープランバート港の出荷能力を1億トン増加し、年間1億8000万トンに引き上げると発表した。
新日本製鉄は、連結子会社の日本スチレンモノマーを解散したと発表した。日本スチレンモノマーは、新日鉄の子会社の新日鐵化学の100%出資子会社で、スチレンモノマーを製造・販売している。
新日本製鉄は、米国の連結子会社NSブリッジ・コンストラクションを解散したと発表した。NSブリッジは、新日鉄の100%子会社の新日鉄エンジニアリングが100%出資して、米国での橋梁プロジェクトを受注獲得を目指して、2003年に設立した。
29日早朝に発生した新日鉄八幡製鉄所(北九州市)のコークス工場の火災は一昼夜炎を上げ続けた管内のガスが燃え尽き、ほぼ鎮火した模様だが、気になるのは操業停止により、自動車産業などへの影響である。
新日本製鐵は、南米の持分法適用関連会社であるウジミナス社が、現在進めている工場の拡張計画を修正すると発表した。
新日本製鉄は、岩手・宮城内陸地震で被災者を支援するため、義援金を拠出すると発表した。同社では、今回の地震で被災した地域の早期復興を願い、岩手県と宮城県に300万円の義援金を寄付することを決定したとしている。
新日本製鉄は、英豪系資源大手リオ・ティントとの豪州産鉄鉱石価格交渉で、2倍の値上げを受諾することを決めたとの一部報道について「現在交渉中であり何も決まっておりません」とのコメントを発表した。
新日本製鐵は、君津製鉄所で鉄ダスト系副産物のリサイクルで年間31万トンと世界最大の能力を持つ回転炉床式還元炉(RHF)が本格稼動したと発表した。