新日本製鐵は30日、グループで独占禁止法遵守を再徹底すると発表した。
新日本製鐵と韓国のポスコは27日、戦略的提携施策の一環としてポスコの浦項・光陽両製鉄所に合弁で建設を進めてきた「乾式ダストリサイクル・還元鉄生産設備」が竣工したと発表した。今後、合弁設備で生産される還元鉄を両社で活用する。
新日本製鐵は、同社が開発を進めてきた世界最長38mの「直線形鋼矢板」が、韓国の「仁川国際空港第二連絡橋(仁川大橋)」の衝突防止構造に大量採用されたと発表した。38mの直線形鋼矢板が採用されたのは今回が初めて。
新日鐵化学、岩谷産業、大阪大学大学院工学研究科は共同で、同大学の技術シーズである「マイクロ波を用いたニッケル微粒子製造プロセス」を駆使したナノメートルサイズのニッケル微粒子の中量生産体制の確立に成功した。
新日本製鐵は、アジアでの旺盛な容器用鋼板、ブリキ需要を取り込むため、インドネシアのPTラティヌサを買収する。新日鉄はラティヌサ社の経営権を取得し、連結子会社とする予定。
新日本製鐵が発表した2009年9月中間期の連結決算は、経常損益が869億5700万円の赤字に転落した。前年同期は2622億3900万円の黒字で、大幅に業績が悪化した。
新日本製鐵株式会社と韓国のポスコは19日、ベトナム冷延合弁工場が完成し、現地工場で竣工式を行ったと発表した。
新日本製鐵は、高性能で薄膜型の黒色電気亜鉛めっき鋼板「ジンコート・ブラック」を開発した。新商品は、その美麗な外観や高い加工性などが評価され、すでにパナソニックの薄型テレビのバックカバーへの採用が決定、出荷を開始している。
新日本製鐵は5日、クリーン・ジャパン・センターから「鉄鋼プロセスにおける耐火物のリサイクル技術」について、2009年度資源循環技術・システム表彰「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞したと発表した。
新日本製鐵所は5日、10月4日20時に君津製鉄所第2高炉の稼動(火入れ)したと発表した。約7か月ぶりの再稼動となる。
新日本製鐵と技研製作所が共同開発した「ジャイロプレス工法」が東京都を中心とした都市内河川護岸改修工事で採用が本格化している。
新日本製鐵は、大分製鉄所第1高炉が改修工事を経て、再稼働したと発表した。第1高炉の炉容積は、同所第2高炉と同じ世界最大の5775立方mで、最新鋭の技術を導入した「世界最大ツイン高炉体制」がスタートした。
新日鉄エンジニアリング、新日本製鐵が開発を進めてきた「NSエコパイル(回転圧入鋼管杭)」が、道路橋基礎の斜杭構造に回転杭としては初めて採用された。
新日本製鐵は4日、東京港臨海道路で進められている「東京港臨海大橋」橋梁築造工事において、橋梁用新開発鋼である高性能鋼材「BHS500」を約16500t受注、生産、出荷を完了したと発表した。
ワールド・スチール・アソシエーション(旧IISI)の自動車分科会であるワールドオートスチール(WAS)は、2008年に、次世代鋼製車体プログラム「FSV」を立上げ、このほどフェーズ1を完了し、その研究成果とこれに続くフェーズ2の計画内容を発表した。