製鉄ダストを再資源化へ 新日鉄エンジニアリングが中国で合弁

自動車 ビジネス 企業動向

新日鉄エンジニアリングは、中国の馬鞍山鋼鉄の関連会社の馬鋼設計研究院と、製鉄ダストの中に含まれる鉄資源と亜鉛を再資源化する設備を合弁生産することで合意した。

両社は新会社「馬鞍山中日資源再生工程技術」を中国安徽省馬鞍山市に設立し、合弁事業を展開する。

新会社は、製鉄プロセスで発生する製鉄ダスト中の鉄資源と亜鉛を再資源化する「回転炉床式ダストリサイクル設備」(RFH)を中国市場向けに製造、販売する。亜鉛などの不純物を含む製鉄ダストの一部は、製鉄所内でリサイクルできないため、鉄資源と亜鉛は廃棄していた。製鉄会社がRHF設備を導入することで、鉄資源と亜鉛をリサイクルして有効活用できる。

新会社は、新日鉄グループのRHF設備技術と、馬鋼グループが保有するRHFの操業・メンテナンスの技術、設備エンジニアリングを活用し、RHFを構成する各設備の中国国産化を進め、中国市場への普及を促進する。中国政府は、資源の有効活用に注力しており、新日鉄エンジニアリングはRHFのニーズは今後高まると判断、現地企業と合弁で事業展開を加速する。
《レスポンス編集部》

編集部おすすめのニュース

特集