東京 日本橋 で橋洗い

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国道1号線をはじめとする主要国道の起点となる「日本橋」(東京。中央区)で26日、クルマの通行を一時遮断して、地元町内会や周辺企業など1500人あまりが参加した“橋洗い”が開催された。

「名橋“日本橋”橋洗い」は今年で39回を迎える行事で、日本橋の美化保存と地域発展を目的に、夏の風物詩にもなっており、子どもから企業参加者など年々参加者が増えつつある。主催は名橋「日本橋」保存会。

タワシやデッキブラシや洗剤を使い、日本橋を手作業で荒い、仕上げには道路を管理する国土交通省東京国道事務所の散水車や地元日本橋消防署や消防団による散水で、1年の汚れを落とすものである。

橋洗いに先立ち、橋の中央にある“道路元標”に五街道にちなんだ水が注がれ、作業の安全と日本橋が全国とつながっていることを示すセレモニーが行われた。そして両側にある欄干から、日本橋川に小魚や水鳥などが生息できるように川の洗浄に役立つ“EM団子”(泥や土と混ぜた有用微生物群)を投げ込んだ。

そして“日本橋大清掃作戦”がスタート。普段は車の交通量の多い橋が人で埋め尽くされ、歓声とブラシのこする音が、橋の上を通過する首都高の高架橋に反響している。仕上げは東京国道事務所の散水車による散水。4台が横一列で水をまく様子は壮観。さらにリフト式の消防車に地元小学生が乗って、高速道路に据えられた日本橋の銘板をデッキブラシで洗浄、放水で仕上げた。

来年は橋洗いが40回目を迎え、かつ現在の日本橋ができて100周年(明治44年完成)と節目の年となる。

《浜田拓郎》

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