
【池原照雄の単眼複眼】豊田章男社長、「本業」集中へアクセル
◆名誉会長の「1代1業」も本体から分離

【池原照雄の単眼複眼】顧客底辺拡大も…ホンダの「ルート情報」オープン
ホンダがドライブルート情報の提供で思い切ったオープン化に踏み切った。13日から「Hondaドライブコンシェル」という携帯電話向けサービスを有料で開始したもので、「インターナビ・プレミアムクラブ」会員以外でも利用できる。

【池原照雄の単眼複眼】「変革」の向かう先を照らす東京モーターショー
41回目となる「東京モーターショー2009」(一般公開は10月23日から11月4日)は、世界的な自動車産業の苦境を受け、海外の量産メーカー出展がゼロとなった。

【池原照雄の単眼複眼】パーソナルモビリティは高齢化社会への視点も
ホンダが2足歩行ロボット『ASIMO』のバランス制御技術を応用したパーソナルモビリティの試作機『U3-X』を公開した。パーソナルモビリティ技術では昨年8月にトヨタ自動車が『ウィングレット』シリーズ3機種を発表、両社のロボット開発競争は応用技術分野でも熱を帯びてきた。

【池原照雄の単眼複眼】期間従業員の採用再開と「脱派遣」
国内生産の持ち直しに伴い、自動車メーカーで非正規従業員の採用再開が相次いでいる。4月からのエコカー減税と補助金支給という経済対策が、小規模ではあるものの雇用の修復へとつながりつつある。

【池原照雄の単眼複眼】インド強化へスズキが動き出した
自動車各社の設備投資が凍りつくなか、スズキが乗用車シェアで半数を握るインドで、新鋭工場の建設を決めた。8月にはテストコースを備える研究開発拠点の新設にも踏み出しており、すでに販売台数が日本を上回る同国で、開発から生産に至るまでの体制強化を急ぐ。

【池原照雄の単眼複眼】暫定税率廃止でエコカー減税は風前のともしび
2週間後には民主党政権が発足、マニフェスト(政権公約)の実現に向けた2010年度予算編成が概算要求段階から再スタートする。マニフェストでは10年度からの旧道路特定財源の暫定税率廃止がひとつの柱となっている。

【池原照雄の単眼複眼】軽やトラックにも波及してきた減税・補助金効果
エコカー減税と補助金に後押しされ、国内の新車販売にようやく勢いが出てきた。今月は登録車が昨年7月以来、1年1か月ぶりのプラスに浮上する展開となっている。

【池原照雄の単眼複眼】水面下で進むトヨタ、ホンダの燃料電池車市販レース
ハイブリッド車(HV)で攻防を続けるトヨタ自動車とホンダが、近未来のエコカーと目される燃料電池車(FCV)でも技術開発にしのぎを削る展開となっている。

【池原照雄の単眼複眼】予想外に好転した第1四半期業績
自動車メーカーの10年3月期第1四半期(4 - 6月期)業績は、おおむね各社の想定を上回って好転した。営業損益で黒字を確保できるのはスズキとダイハツ工業のみと見ていたが、この2社に加えてホンダと日産自動車も黒字スタートとなった。