
【池原照雄の単眼複眼】エンジン改良の奥深さを実証したマツダ
マツダが2011年前半に発売する新エンジン搭載の小型車『デミオ』で30km/リットル(10・15モード)のガソリン車最高燃費を達成する。中規模メーカーとして限られた開発資源を……

【池原照雄の単眼複眼】業績上方修正も競争力削がれる日本メーカー
乗用車メーカー8社の2011年3月期・第2四半期累計業績は、三菱自動車を除く7社が最終損益で黒字となった。通期見通しでは上期の堅調な業績から、同様に7社が純利益予想を上方修正した。

【池原照雄の単眼複眼】HV復活の日産、量販タイプの登場は?
日産自動車が『フーガ ハイブリッド』を11月2日に売り出す。自前の技術によるハイブリッド車(HV)としては2000年に100台を限定販売した『ティーノ・ハイブリッド』以来、10年ぶりだ。

【池原照雄の単眼複眼】急変はないマツダ-フォードの関係
米フォードモーターは、保有するマツダ株の大半を日本の金融機関などに売却する方針だ。両社の関係は希薄になり、マツダは新たな業界再編の渦中に入ると目されているが、生産や技術面での協力関係が急速に崩れることはない。

【池原照雄の単眼複眼】コンパクトカー三つ巴決戦の行方は
ホンダの『フィット』がマイナーチェンジするとともにハイブリッド車(HV)をシリーズに加えた。2BOXコンパクトカーは、日産自動車の新型『マーチ』に加え、12月にはトヨタ自動車の『ヴィッツ』が全面改良し、代表的な3銘柄が激突する。

【池原照雄の単眼複眼】6万台では足りない トヨタの軽自動車販売
トヨタ自動車が2011年秋に、ダイハツ工業からのOEM(相手先ブランド生産)調達により、軽自動車販売に乗り出すことになった。年間の調達台数は、予定する3車種がそろう12年の段階で年6万台を上限にすることで、ダイハツと合意している。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ伊東社長、対話集会でカツ!!
ホンダの伊東孝紳社長がこの2か月、管理職を中心とした社員との直接対話集会を精力的にこなした。2020年までの経営ビジョンをまとめたのを機に開いたものだが、リーマンショック後から業績が順調に立ち直ることで緩みがちな社内ムードを諌めるのも大きな狙いだったという。

【池原照雄の単眼複眼】窮地の金型業界、再編で復活を期す
車体を成型加工する自動車用金型の国内2、3位メーカーが、企業再生支援機構の主導で事業統合することとなった。

【池原照雄の単眼複眼】プラグインHVって? ネーミングに再考の余地
PHVはトヨタ自動車の試験販売が始まっているものの一般の認知度はまだ低く、呼び名には再考の余地がありそうだ。「『プリウス』のプラグインハイブリッドを街で見かけました。あのプリウスはエンジンを積んでないんですよね」。

【池原照雄の単眼複眼】日産EV、スマートグリッド対応で世界を視野に
日産自動車が日立製作所などとともに、電気自動車(EV)から家庭やビルなどに電力を供給するエネルギーマネジメントシステムの技術開発を推進することになった。