
【池原照雄の単眼複眼】2020~21年新車市場展望…日中は前年実績超えも苦境続く欧米
日本、中国、米国、欧州の主要新車市場4か国・地域の販売動向について、2020年を振り返り、明けた2021年を展望した。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタ MIRAI、カーボンフリーの「未来」へ再発進
トヨタ自動車は燃料電池車(FCV)の『MIRAI(ミライ)』を全面改良して12月9日に発売した。2014年12月に世界初の量産FCVとして登場した初代から丸6年。

【池原照雄の単眼複眼】今期折り返しの業績は明暗…トヨタなど4社が通期予想を上方修正
乗用車7社の今期第2四半期(4~9月)累計業績が11月12日までに出揃った。コロナ禍で先の見えないスタートとなった今期だが、4社が黒字を確保し、赤字予想企業を含む4社が通期予想を上方修正するなど確かな回復を引き寄せてきた。

【池原照雄の単眼複眼】大型新人の風格『ヤリスクロス』…初期受注は3万9000台に
トヨタ自動車のコンパクトカー『ヤリス』シリーズの国内販売が好調だ。既存のヤリスにSUVの『ヤリスクロス』、スポーツの『GRヤリス』が加わった9月の新車登録は2万2066台となり、軽自動車を含む全市場の車名別販売ランキングでトップに躍り出た。

【池原照雄の単眼複眼】「資本」より「信頼」…ホンダとGMがめざす新たな提携のカタチ
ホンダと米GMが北米事業で、プラットフォームの共有化など幅広い協業の検討を始める覚書を締結した。両社は20年ほど前にホンダ製のエンジン供給などから協力をスタートさせ、近年は燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)分野などに提携を拡大していた。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタ筆頭に危機時も強い体質…日本勢、今期は乗用車3社が黒字確保
自動車各社は2021年3月期の第1四半期(4~6月期)業績を公表するとともに、トヨタ自動車を除いて見送っていた通期予想も、スズキ以外が明らかにした。

【池原照雄の単眼複眼】マツダ、CX-30 のけん引で生産・販売が堅調に回復…先手の在庫調整も6月末にほぼ完了
自動車各社がコロナ禍からの事業再建に懸命の取り組みを進めているなか、マツダの販売や生産の回復が比較的堅調に進んでいる。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ、新入社員の前例なきオンライン研修が終了…八郷社長も「先輩社員」として2度の講師
ホンダは新型コロナウイルスの感染防止対策として生産部門などを除いて在宅勤務を積極的に導入しており、4月からの新入社員研修も全面的にオンラインで展開した。前例のない新人研修であり、コロナ禍のもと、試行錯誤の人材育成を進めている。

【池原照雄の単眼複眼】コロナで沈む世界の新車需要…リーマン時のように救うは中国か
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、世界の自動車需要にも強烈なインパクトを与えている。そうしたなか、ウイルスの起点でもある中国で新車需要がいち早い回復を見せてきた。

【池原照雄の単眼複眼】コロナ禍はリーマンを上回るか…あの時の減産と業績悪化を振り返ると
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、グローバルで事業展開する自動車産業に強烈なダメージを与え始めている。