◆高速道の単一車線を設定速度で安全に走る
◆長期低迷の軽も底打ち目前
◆12年投入の初代は累計販売7万5000台
年明けからの円高の逆風は、自動車各社の第1四半期(1Q=4~6月期)業績を圧迫した。乗用車7社の連結営業利益の合計は1兆3025億円で、過去最高だった前年同期から10%の減益だった。
◆エンジンでシャシー性能を高めるという発想
◆グローバル生産は4年連続最高の2749万台
日産自動車が、他社が市販しているタイプとは異なる方式の燃料電池車(FCV)の技術発表を行い、2020年の商品化を打ちだした。サトウキビなどバイオエタノールを水素に改質し、その水素で発電した電気でモーターを駆動する仕組みだ。
◆国内市場低迷へ追い打ちの可能性も
まさに「舌の根も乾かぬうちに」という状況だった。スズキが燃費データを国の規定と異なる試験方法で行っていたと5月18日に発表した件である。
「ソウルレッド」といえばマツダを代表するボディカラーだが、これに匹敵する力を注いで開発した新色が登場する。近く北米で発売するミッドサイズSUVの新型『CX-9』のシンボルカラーとなる「マシングレー(Machine Gray)」だ。
三菱自動車工業の軽自動車での燃費不正問題は、2014年度に過去最高の業績と16年ぶりの復配を実現して復活への道を歩み始めていただけに衝撃だ。
国内の新車市場で勢力を伸ばしてきた軽自動車が、この1年余り足踏みしている。2015年度の販売台数は増税の影響が出て前年度を17%も下回り、横ばいだった登録車とは好対照になった。
日本自動車工業会がこのほど発表した2016年度の国内新車需要見通しは、15年度見込み比6.5%増の526万台と3年ぶりにプラスに転じる数字となった。
富士重工業(スバル)がメディアを対象にした「次世代SUBARU説明会2016」を開き、今年から導入する新プラットフォーム(車台)などによる今後の商品戦略を提示した。
2015年の自動車メーカーの世界新車販売ランキング(連結・グループベース)を、各社の発表資料を元に集計した。トヨタ自動車(ダイハツ、日野自動車含む)が4年連続の首位になるなど、上位10社の顔触れは14年と同じだった。