◆内外比率均衡へのグローバル戦略拠点
ホンダが『フィット』および『ヴェゼル』のハイブリッド車(HV)で難儀している。主として変速機制御プログラムの不具合で、2月までに3度のリコールを行った。
◆日本含む世界3大市場が伸びる
2013年の貿易収支(財務省統計)は、赤字額が11.5兆円と12年に続き、2年連続で過去最大となった。
2014年の国内新車市場は消費税率引き上げで波乱含みとなる。注目は4月以降の反動減の深さと長さだが、ここに来て自動車大手各社の担当役員の間ではやや楽観的な予測が広がってきた。
◆登録乗用車市場でのHV比率は29.5%に
◆現行SKYより燃費は3割改善
消費税増税が実施される2014年度からの車体課税の変更が決まった。与党税制改正大綱では日本自動車工業会などが政府に要望していた自動車取得税の引き下げには一定の配慮があったものの、軽自動車税の増税(15年度以降の新車に適用)も盛り込まれた。
日本自動車工業会が毎年実施している国内向け乗用車の安全装備普及に関する最新調査がこのほど公表された。
◆2年連続の500万台突破が確実
トヨタグループ16社で運営するモノづくりのミュージアムである産業技術記念館(名古屋市西区)で11月26日から「豊田英二特別企画展『はじめたもの、受け継ぐもの』」が始まった(12月25日まで、無料)。
ホンダは11月19日、ターボ搭載したエンジン3タイプの開発を発表した。2015年から『シビック タイプR』への搭載を皮切りに順次、市場投入する。ターボで動力性能と燃費性能を引上げ、小排気量のエンジンで高性能を確保する「ダウンサイジングターボ」技術となる。
乗用車メーカー8社の第2四半期決算は、円安や原価低減効果、さらに北米市場の好調などにより軒並み大幅増益になった。
富士重工業(スバル)の好業績が際立っている。今期第2四半期累計(4-9月期)連結決算は、売上高および各利益段階ともすべての半期を通じて最高になった。
軽自動車で攻勢をかけるホンダが11月22日にNシリーズの第4弾となる『N-WGN』を発売する。