
【池原照雄の単眼複眼】クルマ産業もっと知って…トヨタ会館が小中学生向け「職業体験」プログラム
夏休みのぶらり旅で、トヨタ自動車の展示施設であり、交通安全教室などさまざまな地域向け活動も行っているトヨタ会館(豊田市)を取材した。そこで、同会館が子ども向けに立ち上げた新しいイベントの存在を知った。

【池原照雄の単眼複眼】欧米中心に新車販売好調…上期の世界主要市場
2015年上期(1-6月)のグローバルな新車需要は新興諸国が低迷傾向にあるものの、米国や欧州など主要市場ではおおむね堅調な拡大となった。最大市場の中国がここ3か月続けてマイナスとなる一方、米国は過去最高レベルでの折り返しとなった。

【池原照雄の単眼複眼】注目のライバル誕生か、ホンダとスズキの「チーム総監督」
ホンダとスズキは6月に新社長が就任、それぞれの課題に向けて新しい体制が始動した。両社の社長会見では、出席者を「おやっ!」と思わせることがあった。

【池原照雄の単眼複眼】自動車保有の「怪」…3年連続で最多更新中
「ホント?!」という声があがりそうだが、クルマ社会のストック状況を示す「自動車保有台数」がここ3年、最多を更新し続けている。日本はすでに人口減局面に入っているにも拘わらず、乗用車がけん引して自動車保有はなお増加中だ。

【池原照雄の単眼複眼】マツダ、18年度までにSKYACTIVの第2世代エンジン投入へ
マツダは独自の技術群であるSKYACTIVの第2世代(Generation 2)商品の投入を2018年度までに開始する計画だ。SKYACTIV(以下SKYと表記)は2011年に、先代『デミオ』の1.3リットルガソリンエンジンから商品化が始まり、その後の同社の業績回復と拡大に大きく寄与している。

【池原照雄の単眼複眼】為替変動にも強いぞ…乗用車7社の今期営業利益は初の5兆円突破へ
乗用車メーカー7社の2015年3月期業績は、為替の円安効果や北米を中心とした販売増などによってトヨタ自動車など4社が連結営業利益の最高を更新した。7社合計の連結営業利益も、ピークだったリーマン・ショック前の08年3月期以来7年ぶりに最高を塗り替えた。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタ決算にもうひとつの最高更新…合併後初の2ケタ利益率
トヨタ自動車の2015年3月期連結業績は営業利益、純利益ともに2期連続で最高を更新した。そのなかでマスメディアにはほとんど報道されなかった、もうひとつの最高更新があった。

【池原照雄の単眼複眼】“もっといいクルマ”を強力サポート…トヨタの新生産技術群
トヨタ自動車が競争力の源泉である生産現場での変革の取り組みを、このほど内外のメディア関係者らを対象にした取材会で公開した。同社は2013年度からグローバルで工場の新設を凍結してきたので、この間は生産ラインや生産技術での新機軸が公開される機会もなかった。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ、史上最年少の開発リーダーに託した軽スポーツ
ホンダは3月30日、軽自動車のオープンスポーツカー『S660』を発表した。1996年に販売を終了した『ビート』以来、19年ぶりの軽スポーツ復帰となる。クルマとともに注目を集めるのが、ホンダ史上最年少となった開発責任者の存在だ。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタ、1000万台時代の役員人事…ゼロベースで人材起用を改革
トヨタ自動車が4月からの経営体制に種々の新機軸を導入する。副社長以上の首脳による意思決定の迅速化を図る一方、役員人事ではグループ会社からの受け入れや、外国人、女性の起用といったダイバーシティ(人材の多様化)推進にも力点を置く。