
【東京オートサロン05】レジェンド モデューロ コンセプト、ライバルはMとAMG
ボディパネルと一体化したワイドなオーバーフェンダーが迫力をかもし出すレジェンド・モデューロ・コンセプト。開発の狙いは「オーセンティック・パフォーマンスサルーン」。文字通り“本物感”を重視したフラッグシップモデルのコンプリートカーである。

【インプレ'04】国沢光宏 ホンダ『レジェンド』 欧州プレミアムと同列に語れる一台
アメリカでベンツ『Eクラス』やBMW『5シリーズ』の上級グレードと正面から戦おうと開発しただけあり、なかなか質感高い。Dレンジをセレクトしアクセル踏むと、とってもスムーズなのだ。高級車の味=滑らかさだと考えていいだろう。

【インプレ'04】こもだきよし ホンダ『レジェンド』 限界高くともソフトな乗り味はSH-AWDの技
フロントヘビーを感じさせないコーナリング性能はもちろんSH-AWDのおかげだ。アクセルペダルを踏み込みながらコーナーを立ち上がっていくとき、アウトに膨らむどころか少し内側に回り込んで来ると思えるほどインをキープできる。

デザインの仕方…日産 フーガ の場合 その2“つり目”
日産『フーガ』のフロントビューは、青木護プロダクトチーフデザイナー(PCD)が「アンカーショルダー」と呼ぶ特徴的なデザインになっている。フェンダーが山形に盛り上がり、ボンネットで下がる輪郭線が、船の錨(=アンカー)のようだ。

【インプレ'04】MJブロンディ ホンダ『レジェンド』 高性能もスマートすぎると実感薄い
スーパーハンドリングAWDは、すごいメカだなぁと思う。でもね、一般ドライバーがコイツの真価を発揮させる瞬間ってあるんだろうか。

【インプレ'04】熊倉重春 ホンダ『レジェンド』 エンジニアの夢をカタチにした存在
ビッグセダン界でトヨタとニッサンの牙城を揺さぶるには、何か尖った特徴を持たねばと頑張ったのは正解。

【インプレ'04】木下隆之 ホンダ『レジェンド』 高いスタビリティで巧みな旋回性能がウリ
きわめて上質なフットワークである。剛性感溢れるボディと、しなやかなサスペンションが見事にバランスされている。

【インプレ'04】下野康史 ホンダ『レジェンド』 シャープで静かな感覚はホンダならではの味
前後だけでなく、左右の駆動力まで自在に変えるハイテク4WDセダン。といっても、ふだんはわからない。初めてハンドルを握って、初めてゆっくり角を曲がったときは、「おお、これはよく曲がる!」と思ったものだが、どうも錯覚だったらしい。

【COTY】私が入れた10点:桃田健史「理性に訴えかける性能をカタチにしたレジェンド」
技術で比較するのは難しくて、このご時世、どんなクルマもハード的にはいいクルマなワケで。こうなると判断する要素は、理性が問題になってくると思います。テクノロジーが理性にどう訴えかけてくれるか? がカギなのではないでしょうか。

【RJC】カーオブザイヤー決定
RJC(日本自動車研究者・ジャーナリスト会議)は16日、「2005年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を発表した。大賞は日産『フーガ』、「カー・オブ・ザ・イヤー=IMPORT」(インポート)はアウディ『A6』。