新しい『レジェンド』のポイントのひとつが、4輪の駆動力を自由に配分するSH-AWDだ。レジェンドのLPL(開発責任者)をつとめた本田技術研究所上席研究員の齋藤政昭氏は「SH-AWDが求めたのはドライバビリティと安定性の両立」だという。
4WDスポーツサルーンを標榜する新型ホンダ『レジェンド』(7日発表・発売)のフォルムは、FFミッドシップを売りにしていた旧型から劇的な変化を遂げた。
ホンダアクセスは、新型『レジェンド』のフルモデルチェンジに合わせ、純正カーアクセサリーを7日より発売した。
エンジンは新開発の「J35A」型の1機種のみ。SOHCながら可変バルブタイミング機構(VTEC)をシリンダヘッドに装備、最高出力は221kw(300PS)/6200rpmと、国産の量産車として初めて公称出力206kW(280PS)を超えた。
新しい『レジェンド』にまつわるひとつのニュースが、国産メーカーの国内販売モデルとしてはじめて280馬力をオーバーするエンジンを搭載したことだ。
7日に発売されたホンダ新型『レジェンド』。標準装備として搭載されたBOSEサラウンド・サウンドシステムはホンダ社とBOSEが車両の設計段階から共同で開発したレジェンド専用のオーディオシステムとなる。
開発責任者をつとめた齋藤政昭氏が「BMWの『5シリーズ』やメルセデスベンツの『Eクラス』、そしてアウディの『A6』がライバルだ」と断言する新しい『レジェンド』。齋藤氏は「強い魅力があればかならず受け入れてもらえるはず」という。
8年ぶりにフルモデルチェンジした『レジェンド』は、全長4930mmという堂々としたボディを持つホンダのフラッグシップサルーン。ボディサイズやポジションを考えれば国産ビッグセダンとしてトヨタ『クラウン』や日産『フーガ』がライバルとなる。
利益確定の売りが出て、全体相場は6日ぶりに反落。国際優良株を中心に売りが出て、自動車株はさえない動きとなった。こうした中、8年ぶりに『レジェンド』をフルモデルチェンジしたホンダが、10円高の5480円と小反発。
「走り」の追求からホンダの開発・生産技術陣が取り組んだのが「軽量化」だ。ボンネットやフロントフェンダーなどの外板だけでなく前後のサブフレームや足回り部品などにもアルミを採用している。
無限は、7日発売されたホンダの新型『レジェンド』用各種パーツを開発、11月度より順次、全国で発売を開始する。
「ホンダらしい胸のすく走り」(福井威夫社長)をアピールする新型『レジェンド』は、国内で月間500台(年6000台)と、プレミアムモデルだけに控えめな販売計画となっている。
ホンダは7日、最上級セダンの新型『レジェンド』を発表・発売した。4代目となる新型は、「独自の存在感」、「胸のすく走り」、「高い機動性」の3つをキーワードに開発された。
ホンダは7日、全面改良した『レジェンド』を発表、注目されていたエンジンの最高出力は300馬力(221kW)となった。日本自動車工業会が1990年から自主規制してきた「280馬力規制」を撤廃して初めて280馬力を上回るモデルとなった。
7日発表予定の三代目のホンダ『レジェンド』に搭載されるインターナビ・プレミアムクラブには、従来型の機能に加えてふたつの世界初サービスが盛り込まれる。