6日、シカゴモーターショーで北米アキュラのフラッグシップセダン『RL』のマイナーチェンジ版が2009年モデルとして発表された。
前後のフェイスリフトを受け、よりアグレッシブになったエクステリアは、高速走行時のリアのリフトを抑える空力にも寄与する。
V6エンジンはこれまでの3.5リットルから3.7リットルへ拡大し、SOHCとしては初めて吸排気両側に「VTEC」を装備。出力は10hpアップの300hpに、トルクも256lbs-ftから271lbs-ftへとアップした。ステアリングやサスペンションの見直しに加え、「SH-AWD」のレスポンスもよりクイックに設定。パフォーマンスが大幅に向上した。
インテリアはベンチレーションやHVACコントロール、ステアリングやシフトレバー/ゲートのデザインが変更された他、大型ドアポケットの新設やリアシートの居住性アップなど、快適装備に重点をおいたリニューアルだ。
アキュラリンクの音声認識の強化に加え「アキュラリンク・ウェザー」、「アキュラリンク・トラフィック・リルーティング」、「XMノート」、「アクティブサウンドコントロール」「スマートエントリー」「ブルートゥース・オーディオ&ハンズフリー・リンク」等も追加設定された。
新型は09年モデルとして今春から北米で販売開始される。又、詳細含め正式なアナウンスはなされていないが、日本国内仕様のホンダ『レジェンド』もこのマイナーチェンジに準じた変更が施されると目されている。