フェラーリやプジョーなどのデザインで知られるイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナは、パリモーターショーに『ニド』コンセプトを出品した。安全性能を研究する小型2シーター。スタイリングだけでなく、技術開発力もアピールする。
フォーミュラカーのようなモノコック、しかしタイヤがボディの前後についている。よく見れば左右にタイヤのあるダイヤモンド・レイアウトのスポーツカーだ。デザイン・コンサルティング会社、デべゼ・デザインが製作した『マンティス』。
パリサロン(パリモーターショー。9月23日−10月10日)では毎回、主催者による企画展示が8ホールで行なわれている。今回のテーマは「バンドデシネのクルマ」。劇中に登場するクルマを集めた展示だ。
アストンマーチン史上最速モデル、『バンキッシュS V12』がパリモーターショーで発表された。6.0リットルV12エンジンは520bhpを発生し、最高速度は200マイル/h=320km/hをオーバーする。
バギーのような楽しいスタイリングのマイクロカー『ファン』シリーズを製造しているフランスのSECMA社が、パリサロン(パリモーターショー)で独創的な2台のモデルを公開した。1台は働き者、もう1台はエキセントリックなスポーツカーだ。
マイクロカー最大手のエクサム社の、事実上のトラック専業ブランドがメガ。そのメガが新型車『モスキート』をパリサロン(パリモーターショー。9月23日−10月10日)で公開した。
地元であるにもかかわらず、パリモーターショーで新規コンセプトカーや新型乗用車を公開しなかったルノー。淋しい展示内容だと思いきや、意外なところで過激なワールドプレミアを発見した。
今回のパリショー(9月23日−10月10日)も、多くの量産モデルやコンセプトカーなどの興味深いスタイリング提案に飾られ、大変盛り上がっていた。日本車で目についたものは……。
ピアッジオといえばスクーターのブランドで、世界的に大きなモーターサイクル企業でもある。そのピアッジオがパリサロン(パリモーターショー)にブースを構え、可愛らしいクルマを出展した。
パリサロン(パリモーターショー)といえば、忘れてはいけないのがフランス陸軍。安全確保のための会場警備ではなく、毎回ブースを構える常連出展者なのだ。
パリサロンのブース配置は、他のメジャーな国際モーターショーと同じくブランドグループごとにまとめられている。そのために他社と連携していないメーカーはやや分が悪い印象だ。
ヨーロッパでは毎年多くのモーターショーが開催されているが、そのなかでパリサロンは、主催者の発表によれば最も来場者の多いイベントなのだという。
フィアット・グループ(フィアット、ランチア、アルファロメオ、フェラーリ&マセラーティ)には、なにか奇跡が起きるのを待ちたい。最近の停滞感はイタリア人として残念に思う。F1でのフェラーリの絶対的な強さが何よりの救い。
ベンチュリ『フェティッシュ』は、新たにブランド・イメージを表現したスタイリングが興味を引く。フェラーリやポルシェへの追従をやめ、独自のスタイリングを確立したことを評価したい。
今週のアクセスランキングは、新型車はもちろん、新型車事前情報、在来モデルのカタログ落ち、燃費、イメキャラ、速度記録とバリエーション豊か。パリモーターショーのフミアコメントも人気で、さらに過去記事がいくつもランクイン。