保証・フィッティング・性能のバランスに優れたディーラーオプションナビ
----:全体の販売台数に対するナビ装着モデルの割合はどれくらいですか。
荒井:ナビ自体は工場装着も含めて7〜8割、そのうち半分くらいはディーラーオプション(DOP)が占めています。小さいクルマでは装着率は減りますが、DOPの割合は増えますね。とくに弊社で販売するフィット、エアウェイブなどのコンパクトカーの装着ナビはほとんどディーラーオプションです。07年モデルは登場したばかりなので数字は把握していませんが、昨年モデルではHDDモデルだけではなく、ベーシックなDVDタイプのナビも根強い人気がありました。
おもしろいことに、若いお客様ほどHDDやオーディオなどのハイスペック志向が高いんですね。逆に、年配の方はコストを重視してシンプルなDVDモデルでいいという方が案外多いのです。
----:ディーラーオプションのメリットはどういった点にあるのでしょう。
荒井:やはり純正品ということで保証期間が3年と長いことが大きいと思います。それに純正ならではフィッティング、アタッチメントが不要で、フェイスとのスキマもできませんし、ETCなど純正用品と連動がきく点も特長ですね。また純正のナビというと市販品よりも劣るとお考えになる方もいますが、最新のモデルは地デジ内蔵やマルチアンテナにも対応していますから、市販モデルにも劣らない実力を身につけていると自信を持って言えますね。
----:今年のナビのラインナップはどのようにご覧になっていますか。
荒井:やはり注目は低価格のメモリーナビVXM-085Cと、ミドルレンジの値段に降りてきたインターナビ対応のVXH-083CViですね。ただ、これまでの傾向からしてDVDタイプのナビにもそれなりの需要はあると考えています。
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