−−では新型『エスクード』のインテリアデザインの見所を教えていただけますか?
小林:スポーティさと質感の高さ、それに明快な構成です。たとえばカラーでは、黒とシルバーのコントラストでスポーティさを表現しています。黒のインテリアはスズキ初なんです。
−−スイフトや軽の黒は黒ではない?
小林:実はダークグレイなんです。
−−へえ。
小林:また初代の3つのかたまりで構成されたインパネの造形を、新型でも踏襲しながら、進化させました。
−−3つのかたまり……?
小林:機能の集中したセンタークラスターにインパネの軽快な基本断面が突き通っていて、メーターが独立して載っているという構成です。またこのセンターの縦の流れはFRベースの4WDであることも視覚化しています。
−−最近は駆動方式などの機能をインテリアデザインに表現せず、ただ広く使いやすくといったデザインが多い中、広く使いやすさを実現しつつ、FRベースの4WDである事を視覚化したエスクードのインテリアデザインは注目に値します。
【1/6】初代からの進化
【2/6】大きくなった
【3/6】欧州骨格
【4/6】FRベースを視覚化したインテリア
【5/6】変わったのは
【6/6】いかがでしょう?