かねてよりコンセプトカーとして、あるいは写真が公表されていたメルセデスベンツのスーパースポーツカー『SLRマクラーレン』の実車が、9日メディアデイから始まるフランクフルト・モーターショーで発表される。最先端・最高級の技術を投入した「21世紀のグランツーリズモ」である。
エンジンはV8コンプレッサー、出力は626HP。0-100km/h加速はなんと3.8秒。止める技術も抜かりなく、カーボンファイバー強化セラミック製のブレーキディスクを備える。それでもぶつかってしまったときのために、量産車としては初めて、フロントの衝突クラッシャブル構造にカーボンファイバーを用いた。