VICSセンターによると、カーナビが2003年3月末現在で累計1147万6000台を出荷した。昨年の同時期は905万27台だったので、1年間で約242万台出荷したことになる。出荷状況では、やはりカーメーカー純正オプションが市販よりもシェアを確実に伸ばしている。
クラリオンは、ADDZEST(アゼスト)カーナビゲーションシリーズの2003年モデルとして、また新しいラインナップとしてハードディスクドライブ(HDD)ナビゲーションMAX730HDとDVDナビゲーション4機種を6月から発売すると発表した。
さまざまな組織や技術によって成立する走行支援システムを利用してドライバーが交通事故を発生させた場合、道路管理者、車載器メーカー、ドライバーの3者において、民事上のどのような責任がどのように生じるか。ITSの普及にあたってはこれを整理する必要があり、国土交通省が研究している。9日、その研究結果の報告書が発表された。
国土交通省が作成するITSホームページが、5月9日に大幅リニューアルを行った。特に目立つのが、全体インデックス。以前よりも見やすいデザインになり、項目もすっきりしたため、ホームページを訪れた人は目的の項目が見つけやすくなっている。
『日本・ASEAN交通政策ワークショップ』がこのほど都内で開かれ、アジア圏内で共通の公共交通ICカードを開発することや、ASEAN版ITSプロジェクトなど、約20のプロジェクトが始動した。
クラリオンは8日、独自技術「バリアブルカラーLED」を搭載した2DINセンターユニットなど、アゼストブランドからカーオーディオの2003年モデル6機種を今月中旬から発売する、と発表した。新製品シリーズの目玉は2DINセンターユニット『DMZ636MP』(希望小売価格6万3000円)。
VICSセンターによると、2002年度のVICSユニットの出荷台数は209万台を突破した。2001年度は168万台だったので、実に24%もの増加となる。その結果、VICSサービスが始まって7年で累計658万台以上ものVICSユニットが出荷された。
道路システム高度化推進機構(ORSE)は、ETCの普及を促進するために国や地方公共団体等が実施するモニター等へのETC車載器の設置を支援する事業に関して、リースと助成の手続きを取り扱う「ETC車載器助成取扱事業者」を募集している。
カロッツェリア『HDDサイバーナビ』が5月7日フルモデルチェンジを行った。今回の目玉は、ドライバー一人ひとりの志向に合わせた『エージェント機能』を持たせたことにある。パイオニアによれば、「カーナビが情報と現況を解釈する意志を持ち、ドライバーの意識を超えて機能する。そしてカーナビ機能にとどまらず、AV機能までも取り仕切る」ということだ。
国土交通省は、地方整備局や国道事務所などが運営するホームページのアクセス数を、道路行政の成果を表す指標として採用する。これにより各出先機関の情報公開を促し、道路行政の透明性を高める。ちなみに2002年度の年間アクセス件数は、国土交通省、地方整備局、国道事務所あわせて1546万件。