「CEATEC JAPAN 2007」には民生用の車載システムの新製品も、数多く出展された。中でも、パイオニアは展示製品の多数が車載関連。デモ映像が流されていたのが、画像認識技術を応用したカーナビだ。
「CEATEC JAPAN 2007」でパイオニアは、カーナビの新製品や車載用高級スピーカーなどと同時に、研究・開発中のシステムの展示も行った。体験に順番待ちの列ができていたのが、独自の裸眼立体システム「3Dフローティングビジョン」だ。
NEXCO西日本(西日本高速道路)九州支社大分管理事務所は、地域振興を目的とした「おトクな秋の大分2007キャンペーン」を実施する。ETCで各種サービスを受けられたり、ETCカード新規加入に際し車載器本体とセットアップ費用が0円となる。
首都高速道路と首都高速道路協会は、国土交通省が創設した「四輪車ETCらくらく導入キャンペーン」を活用し、ETC車載器を0円で提供する「首都高ETC車載器0円キャンペーン」を、10月6日−11月30日の期間で実施する。
CEATECにおいて2日、マイクロソフトITS戦略統括部統括部長の平野元幹氏が車載用標準ソフトウェアプラットフォームWindows Automotiveについて説明した。「自動車には他の機器にはない特徴があり、車載機器の開発を困難にしている」ことを指摘。
ITSは、これまでは「車内情報化」であったが、これからは「車外との情報交換」といえるのではないか……。CEATECで2日、インターネットITS協議会事務局長の時津直樹氏が「自動車と情報社会の融合“実業化まぢか! インターネットITS”」をテーマに語った。
NECエレクトロニクスは、ナビエンジンでカーナビゲーションシステム市場に本格参入すると発表した。マルチコア技術を採用した業界最高性能のカーナビ向けシステムLSIを製品化し、『ナビエンジン』の名称で、サンプル出荷を開始した。
富士通テンは、地図データを本体内蔵のフラッシュメモリーとSDカードに収録したメモリータイプの業務用カーナビゲーション『TVMM-091』を3日からタクシー会社へ出荷を開始したと発表した。
2日より幕張メッセにて始まったIT・エレクトロニクスの総合展『CEATEC JAPAN 2007』。2日には、Blu-rayディスクアソシエーションによる、記者発表会が行われた。
道路システム高度化推進機構(ORSE)が、9月末現在のETC車載器セットアップ件数を発表した。それによると、月計は43万9778台、累計は1939万7190台だった。月計は8月とほぼ同数のセットアップ件数だった。