先日破産が正式に決定し、チームオーナーとしての役割を終えたアラン・プロスト。しかしF1への情熱が消えたわけではなく、近いうちにカムバックしたい意向を明らかにした。
ドラッグカーレースと言えば爆発的なパワーを持つエンジンが炸裂する、アメリカの名物レース。しかし燃費などお構いなしだったドラッグカーの世界にも、エコの波が押し寄せている。
30日、バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットで行われている合同テストは、2人のドライバーがクラッシュする場面があったものの、フェラーリが前日同様トップタイムを独占した。3位はザウバー。
シルバーストーンでの単独テストを終えたジョーダンが、バルセロナにニューマシンを持ち込んで29日から4日間の本格テストをスタートさせた。
29日のバルセロナ、ニューマシンBAR004での2度目のテストに臨んだジャック・ビルヌーブ(BARホンダ)はやや不満顔。
29日、2台のF2001を持ち込んだフェラーリは、バルセロナ合同テストのチーム初日にして1-2タイムを記録するなど、王者の貫禄を見せつけた。タイヤ熟成と電気系統に重点を置いて行ったテストで、テクニカルトラブルはゼロと抜群の安定感を発揮した。
バルセロナ合同テストには2台のニューマシンで参加したトヨタ(28日)。「2台で参加すると2倍の内容がこなせる。これだけの長い距離をトラブルなしで走れたのでよかった」とマクニッシュが語るなど充実ぶりをうかがわせていた。
28日のバルセロナ合同テスト、参加チーム唯一のブリヂストン・ユーザーとなったBARホンダだった。ニューマシンBAR004に乗るオリビエ・パニスが4位タイムを出すなど相変わらずニューマシンの感触はいい様子。
プロスト・グランプリが正式に破産することが28日に決定した。2000万ポンド(約37億円)の負債を抱え自己破産を申請していたプロストだった。
>参加5チームほとんどがニューマシンを持ち込んで参加した、28日のバルセロナ合同テスト。3台のマシンを持ち込んだウィリアムズがトップタイムを独占した。