フランスのポール・リカールで2日間の最終テストを実施したBARが、プレシーズンのテスト日程をすべて終了し、開幕戦へ向けての準備に入った。
2週間前アロウズから突然解雇されたヨス・フェルスタッペンの行く先が決定しそうだ。フェルスタッペンはスイスにあるザウバーのファクトリーを訪れ、「C21」のシートフィッティングを行った。
シルバーストーンF1テスト最終日の21日、ジョーダン・ホンダの佐藤琢磨は「EJ12」のシェイクダウンを行った後、「EJ11」で52ラップを走行。スタート練習16回に、様々な電気系統のチェックと綿密な最終調整を行った。
シルバーストーンで行われている合同テストは21日に最終日を迎え、4人のグランプリドライバーがシルバーストーンのショートコースで最終チェックを行った。トップタイムを記録したのは、アロウズのベルノルディ。
2002年のモータースポーツ体制発表と同時に、富士スピードウェイの改修計画も発表された。将来のF1開催を考慮し、あらゆる意味で最新設備をもつサーキットに生まれ変わる。
来週末の3月3日から、いよいよ2002シーズンのF1グランプリがオーストラリア・メルボルンで開幕する。1999年1月の参戦表明から準備を整えてきたトヨタも、ようやくグランプリ参戦を果たす予定。そこでトヨタは、2002シーズンのF1を戦う体制を始め、具体的なモータースポーツ活動について発表した。
開幕戦へ向けての最終テストを実施中のジョーダン・ホンダの佐藤。午後に予定されていたEJ12のギアボックス交換などは実現できなかったものの、2台のマシンで計34ラップを走り、2位タイムを出すなど少しずつ上昇している様子。
20日に3日目を迎えたシルバーストーンでの合同テストは、途中から雨が降り出し、後半はウェット状態でのセッションとなった。トップタイムを記録したのはアロウズのフレンツェン。ベルノルディも3位タイムを出すなど、アロウズも仕上がりは順調な様子。