2001シーズン限りでF1生活を退いたジャン・アレジが、再びコクピットに戻ってくることが決定した。アレジはオーストラリアでの開幕戦が終了後、バルセロナで行われる3日間のテストに参加する予定。
12日、バルセロナで行われているF1合同テスト2日目の3位に入ったのはジャンカルロ・フィジケラ(ジョーダン・ホンダ)。システムトラブルなどが複数発生し、ニューマシンEJ12でのベストラップは1位のトゥルーリ(ルノー)から3秒以上離されれた格好だ。
バルセロナで行われている合同テスト2日目の12日は、前日に続きルノーのヤルノ・トゥルーリがトップタイムを出した。2位のエンリケ・ベルノルディに2秒以上を差をつけるダントツのタイムをトゥルーリが誇示した。
F1の商業権を有する「SLEC」を参加に持つドイツの巨大メディア「キルヒ」の経営が暗礁に乗り上げたことを欧米のメディア各社が11日に報じた。世界的な景気減速の影響を受けて広告収入が激減したことに加え、本業の有料テレビ加入者が低迷していることが原因。
今年もデイトナレースの時期になったが、昨年のデイトナではアメリカの伝説的なドライバー、デイル・アーンハート選手の事故死が大きな話題となった。事故糾明委員会では、もしアーンハート選手がHANS(ヘッド・アンド・ネック・サポート)を着用していれば死亡は防げた、と発表した。しかし今でもHANSを着用している、と公言する選手は少ない。
バルセロナでの合同テストが11日からスタート。初日はルノーのトゥルーリがトップタイムを記録した。ただ一人1分20秒台を破る好タイムを出したトゥルーリは、2位のアロウズ、ベルノルディに0.7秒差をつけるなどダントツの速さを見せていた。
9日土曜日のバレンシア合同テストではBARホンダのジャック・ビルヌーブがトップタイム。「マシンは去年に比べてかなり面白いよ。まだまだやるべきことはたくさんあるけど、少なくとも前進している」と笑みをうかべて語っていた。
バレンシアで行われている合同テスト、8日金曜日はウィリアムズのモントーヤが1分12秒台を出す好調さでトップとなった。この日新たにアロウズ入りしたばかりのフレンツェンは大クラッシュを2度も起こすなどして心配されたが、幸い大きな怪我はなかった。