20日に3日目を迎えたシルバーストーンでの合同テストは、途中から雨が降り出し、後半はウェット状態でのセッションとなった。トップタイムを記録したのはアロウズのハインツハラルド・フレンツェン。エンリケ・ベルノルディも3位タイムを出すなど、アロウズも仕上がりは順調な様子。
同じくコスワース・エンジン使用のジャガーは、エディ・アーバインがペドロ・デラロサからの作業を引き継いだが、途中でエンジンがブローし、セッションを早めに切り上げた。
ピットストップ作業などの練習を行ったルノー。燃料ホースがしっかり入らずに、途中で抜けてマシンやメカニック、ピットレーンなどがガソリンまみれになる危ない場面も見られたが、幸いけが人などは出なかった。ジョーダンの佐藤琢磨はEJ12とEJ11の2台でテストを行っている。
1. フレンツェン/アロウズ(B)
1.24..927 44周
2. 佐藤琢磨/ジョーダン・ホンダ(B)
1.26..092 12周
3. ベルノルディ/アロウズ(B)
1.26..287 37周
4. 佐藤琢磨/ジョーダン・ホンダ*(B)
1.27..171 21周
5. アーバイン/ジャガー(M)
1.27..422 24周
6. バトン/ルノー(M)
1.34..068 22周
7. トゥルーリ/ルノー(M)
1.44..170 19周
*は2001年マシン。チーメ名の後ろ()内はタイヤサプライヤー、B=ブリヂストン、M=ミシュラン