新しいMotoGPに参戦用のドゥカティ・プロトタイプレーサーの開発は順調に進んでいるようだ。MotoGPプロジェクトの責任者であるドゥカティコルセのマネージングディレクタークラウディオ・ドメニカリによれば「全てが予定通り」。
ブラジルGP決勝レースの大半でF2002を真後ろから見つめていたラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)は、フェラーリを止めることは充分可能との判断を下し、今度のサンマリノでそれを証明するつもりだと語る。
昨年まで7年連続で母国グランプリでリタイヤを喫しているフェラーリのルーベンス・バリケロ。今年こそと挑んだインテルラゴスだったが、フリー走行で信号無視というミスを犯したペナルティとして、予選はまさかの8番グリッド。
NISMO=ニスモ、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは、2002年度全日本GT選手権=JGTCのチーム体制を、去る3月31日富士スピードウェイにて発表した。昨年はチームタイトルを獲得したNISMO、去年以上のパフォーマンスを見せると意気込む。
ジョーダン・ホンダの佐藤琢磨はブラジルGPにおいて、フリー走行で信号無視というミスを犯し、予選からベストタイムを抹消されるペナルティを受け、決勝は19番という不本意なグリッドからのスタートとなった。
ポールポジションからのスタートながら、1周目でミハエル・シューマッハと接触し、5位に終わったウィリアムズのファン・モントーヤ。レース後、モントーヤはシューマッハの動きにかなり不満を持っていると発言、この件で彼の「シューマッハ観」が変わったと語った。
3戦目にして2度目の入賞を果たしたトヨタのミカ・サロが喜びを語った。「このポイントは本当に嬉しい。チームにとっても最高の結果。ハードがレースだったけど、大きなトラブルなどの痕跡はなかった。だからこれがラッキーなポイントだとは思っていないよ」
1:M. シューマッハ/フェラーリ/2:R. シューマッハ/ウィリアムズ/3:クルサード/マクラーレン/4:バトン/ルノー/5:モントーヤ/ウィリアムズ/6:サロ/トヨタ
ホンダ青山ビル1階のホンダウェルカムプラザ青山では、4月23日(火)に一般のファンを対象とした「CART ホンダドライバー壮行会」を開催する。
第3戦ブラジルGP決勝は、昨年のブラジルで勃発した「因縁の対決」M. シューマッハ対モントーヤが再燃。最後は先頭を走る兄ミハエルを弟ラルフが激しく追う白熱の展開が最終ラップまで繰り広げられた。