昨年シューマッハにわずかに及ばずチャンピオンシップ2位に入ったライコネンとチームを共にすることは、さすがのモントーヤにとってもプレッシャーになるだろう、と見る専門家も多い。
19日、東京プリンスホテルにて2004年トヨタモータースポーツ活動計画の発表会がおこなわれた。齋藤明彦トヨタ自動車副社長は「3月7日の開幕戦オーストラリアGPではもちろん表彰台を狙いに行く」と話す。
19日、東京プリンスホテルにて2004年トヨタモータースポーツ活動計画の発表会がおこなわれた
今シーズンから新テクニカル・ディレクターとしてトヨタに加入したマイク・ガスコイン。ジョーダン、ルノーなどでらつ腕を奮ってきた男がトヨタを選んだ理由の一つが、「トップ4のチームが長いこと変わり映えしていないこと」だという。
年俸アップを巡って契約延長交渉が暗礁に乗り上げているラルフ・シューマッハにウィリアムズのテクニカルディレクター、パトリック・ヘッドが苦言を呈した。「ラルフはダメージを最小限に抑えることに考えを向けなければならないんだ」
ジャガー・レーシングは17日、2004年度オフィシャル・テストドライバーおよびびファースト・リザーブドライバーとしてスウェーデン人ドライバーのビヨルン・ウィルドハイムを獲得したことを発表した。
2005年フアン・モントーヤのマクラーレン移籍、ラルフ・シューマッハ契約延長交渉の中断などで注目を集めるウィリアムズ。F1デビューを飾ったウィリアムズ復帰も噂されるB・A・R・ホンダのジェンソン・バトンだが、しばらくは移籍の意志がない。
へレスで行われていた合同テストでB・A・R・ホンダの佐藤琢磨がまたトップタイムを記録した。とはいえ、14日土曜に参加したのはB・A・R・ホンダ、ウィリアムズの2チーム、計3ドライバーのみ。
ジョーダン・フォードは2004年シーズン、ニック・ハイドフェルトのチームメイトとしてジョルジオ・パンターノを獲得したことを発表した。
早々とデビューを飾りながら、その後は不振が続いているマクラーレンの新型車「MP4-19」。タイトルが期待されるキミ・ライコネンだが、ニューマシンはセットアップに不安を抱えていることを認める。