29日午前8時より、FIAのプライオリティ1として登録されているワークスドライバーのシェイクダウン走行が行われた。11時に終了したタイムをお届けしよう。各タイムはゼッケン順のドライバーごとのベストタイムだ。
28日、ラリージャパンのHQ脇にあるホテルノースランドのボールルームにて、三菱車でラリージャパンに参戦するチーム全員を招待したパーティが開催された。三菱車で参加するチーム員ならだれでも参加できる。
安全装備や改造範囲など厳密に検査を受けた車両のみが競技に参加する。エンジン、リストリクターなど競技中に交換ができない部品は、検査終了後封印される。入賞車は競技終了後の再車検で、封印に異常があれば失格となることもある。
コンストラクターズチャンピオンシップ3位を掛けて争っているフェラーリとトヨタ。現在17ポイント差でフェラーリがリードしているが、残り2レースで油断はできないとあってミハエル・シューマッハは警戒を強めている。
サービスパークの入場チケットは、F1ならさしずめパドックパスみたいなものといえる。もちろん制限区域はあるので、どこでも自由に見て回れるわけではないが、整備の様子や車の細部、WRカーや競技車のクルマづくりなどマニアならいくらでも楽しめる場所だ。
2005年ワールドチャンピオンの座をフェルナンド・アロンソ(ルノー)に奪われたキミ・ライコネン(マクラーレン)が感想を語った。「彼に勝つためには相当な量の幸運が必要だと分かっていたからね。だからそれほど悪くはないよ」
レッキとは、ペースノート作成などを目的としたコースの事前走行のことだ。FIAのプライオリティや車両カテゴリごとに各SSを走行できる。ただし、レッキに使えるのは、基本的にノーマル車だ。
競技モードで走っているクルマを見ることはできないが、サービスパークは入場チケットだけで丸1日遊べるコストパフォーマンスの高い場所だ。レグのスタートとゴールはサービスパークに設定され、1日1回は戻ってくる競技ルートになっている。
昨年最も人気の高かった札内スーパーSSの会場は、河川敷の特設コースだが、ラリー終了後は現状復帰させなければならない。1年後に再びこの特設会場に足を運んでみると、昨年の光景とまったく同じ工事風景だったりして……。
いよいよ30日より2005年のラリージャパンがスタートする。各チームのスタッフや車両・機材などは25日・日曜から続々現地入りしてラリーウィークは始まっているが、帯広市内やラリーのヘッドクォーターが置かれる「とかちプラザ」などは比較的静かだ。