マツダは、昨年フルモデルチェンジした『ロードスター』をベースにしたレース仕様ベースモデル「NR-A」を4月上旬から発売する。価格は230万円。
F1シリーズ2戦が終了し、トップを行くルノーのアロンソから7ポイント差の3位に付けているホンダのバトン。開幕2連勝のルノーに対して、「出来るだけ早く追いつかなければ」と警戒感を見せる。
F1マレーシアGPで話題となった違法疑惑により、次戦では疑惑のウイングを使用しない方針を固めたフェラーリに続き、マクラーレン、BMWザウバーも第3戦オーストラリアGPに向けてウイングをモディファイすることが明らかになった。
マレーシアGPで3位に入り、今季初表彰台のホンダ、バトン。ルノーのアロンソとの2位争いに敗れた理由は、レースの決定的な場面で周回遅れのトロロッソ、スピードに頭を抑えられたからと主張する。
先週行われたバーレーンGPで違法リヤウィング疑惑が持ち上がり、後にFIAから合法だとの決定が出たばかりのフェラーリ。マレーシアGPでは今度はフロントウイングが怪しいとして8チームからスチュワードに対しクレームが出された。
マレーシアGPを完璧なレース運びで優勝し、表彰台に昇ったルノーのジャンカルロ・フィジケラが、レース後に感想を語った。「1週間前に友人を亡くしたばかりの僕にとってすごく感情的なウィークエンドになったよ」
灼熱のセパンで行われたレースはルノーが鮮やかな1-2フィニッシュを決めた。ポールポジションからスタートしたジャンカルロ・フィジケラが落ち着いた走りでポジションを守りながら、自身通算3勝目となる優勝を果たした。
1:フィジケラ(ルノー)/2:アロンソ(ルノー)/3:バトン(ホンダ)/8:R. シューマッハ(トヨタ)/9:トゥルーリ(トヨタ)/10:バリチェロ(ホンダ)/14:佐藤琢磨(スーパーアグリF1)/DNF:井出有治(スーパーアグリF1)
高温多湿とコンディション的に厳しいことで知られるマレーシア、セパンサーキット。今年から導入される2.4リットルV8エンジンの真価が、2グランプリ1エンジン制のなかで問われるレースになるだろう。
シーズンが開幕し、予想外の不振に苦しんでいたトヨタ。不振の原因はチーム当事者たちにもまだわかっていないようだ。