F1第17戦日本GPの決勝レース、2列目グリッドを独占して決勝へと臨んだパナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、序盤戦から常に上位争いを繰り広げたが、中盤、ヤルノ・トゥルーリがバランスの不調に見舞われポジションダウン。
ミハエル・シューマッハにとって日本での最後の勇姿ということに加え、フェルナンド・アロンソと同ポイントで迎えたレースとあって、サーキットには予選から過去最高の観客が詰めかけた。
レース主催者組織の破産によって今年は開催がなかったスパ・フランコルシャンでのベルギーGPが来季からカレンダーに戻ることが正式に決まった。契約期間は4年間。
ヘレスで今シーズンの最終テストを実施していたトヨタ。最終日となった12日は来季からルノーへと移籍するテストドライバーのリカルド・ゾンタにとって最後の任務となった。
ブラジルGPで1ポイント以上獲得すれば自力でのドライバーズタイトルが決まるルノーのフェルナンド・アロンソ。決してリタイアの許されないレースとなるだけに、ルノーではこれまで以上に信頼性に力を入れている。
タイトル争いばかりに目がいきがちなF1チャンピオンシップだが、中盤でも熱いバトルが繰り広げられている。それが5位のBMWザゥバーと6位のトヨタ。最終戦ブラジル戦を残しBMW:36ポイント、トヨタ:35ポイントと差はわずかに1ポイントのみ。
鈴鹿で行われた最後の日本GP。チャンピオンシップの天王山でトップを走行しながら、2000年以来という久々のエンジンブローでタイトルのチャンスをほぼ失ってしまった、フェラーリのミハエル・シューマッハがその心境を語った。
鈴鹿で1-3フィニッシュを決め、ドライバーズ・タイトルのみならずコンストラクターズ・タイトルをも大きく引き寄せたルノー。この結果にフラビオ・ブリアトーレ代表もかなりご満悦の様子。
8日(日)、鈴鹿サーキットにて、2006 FIA F1世界選手権シリーズ第17戦フジテレビ日本グランプリレースが開催。サポートレースとして行われたインテグラチャレンジカップレースの決勝では、『レスポンス』がサポートするTeam Spec7「HP・Response DC5」實方一世選手が参戦した。
シューマッハが2度目のピットアウトをした直後、エンジンがブロー。そのままマシンを止め、まさかのリタイア。代わりにトップに立ったアロンソがトップを守りきり、カナダGP以来となる久々の優勝。