2014年1月20日、31カ月にわたる冬眠から回復し、彗星探査に挑むESA 欧州宇宙機関の彗星探査機『Rosetta(ロゼッタ)』。ESAは、今年8月に到着する予定のロゼッタの目的地67P/チュリモフ・ゲラシメンコ彗星の画像を公開した。
NASAの火星探査機『Mars Exploration Rover:Opportunity(MER オポチュニティ)』が2014年1月8日に取得した火星のエンデバー・クレーターの画像の中に、2週間ほど前にはなかった岩の塊が見られて話題になっている。NASAサイトではカラー化した画像が公開された。
2014年1月21日、ベルギーのスペースベル社は、2017年に打ち上げを予定しているベトナムの地球観測衛星「VNREDSat-1b」の開発を行う契約に正式に調印したと発表した。
ヴァージンギャラクテックは、世界初の民間宇宙旅客機「スペースシップ2(SS2)」は、3回目となるテストフライトを、モハべ宇宙港で実施し、テストは無事に終了した。
2014年1月17日、NASA、ESA支援による学生ロボットコンテスト「ゼロ・ロボティクス スフィア チャレンジ」決勝が国際宇宙ステーションで開催され、高校生が微小重力環境でロボットを制御するプログラムを競い合った。
HOYAサービスの音声ソリューション事業部は、音声合成ソフトVoiceTextを提供している共同研究プロジェクト「KIBO ROBOT PROJECT」で、ロボット宇宙飛行士「キロボ」が、若田光一JAXA宇宙飛行士との対話実験に成功したと発表した。
2014年1月16日、NASAは無人月面着陸機の開発を行うパートナー企業の募集を開始した。「Lunar CATALYST(ルナ カタリスト)」と呼ばれるプログラムで、月の表面に科学探査ミッション向けの貨物を輸送するアメリカ国内の企業を募集する。
日本時間2014年1月21日午前3時すぎ、欧州の彗星探査機『Rosetta(ロゼッタ)』は2年7カ月ぶりに冬眠モードから復帰、探査機の機能を回復し地球と通信に成功した。
宇宙航空研究開発機構は1月21日、国際宇宙ステーション(ISS)と筑波宇宙センターを結んで、第38/39次長期滞在クルーとしてISSに滞在している若田光一宇宙飛行士とのISSライブ交信イベント「宇宙と運動」を実施する。
三菱電機は、Ku帯衛星通信地球局の電力増幅器向けに、世界で初めて電力増幅信号のひずみを補正する素子を内蔵した出力電力20WのKu帯GaN(窒素ガリウム)HEMT(高電子移動度トランジスタ)MMIC(モノリシックマイクロ波集積回路)を2月1日からサンプル出荷する。