台風18号による土砂流入の被害が発生した東海道本線は、10月8日も一部区間で運転を見合わせている。
JR東海は10月7日、台風18号に伴う静岡・山梨地区の被災状況などを発表した。東海道本線と身延線で土砂流入などの被害が発生。現在も東海道本線の一部区間が不通となっている。
東海道本線由比~興津間(静岡市清水区)の不通により貨物列車の運転を見合わせているJR貨物は10月7日、当面実施する対策の概要を発表した。代行トラックと迂回(うかい)臨時列車を運行する。
静岡県に上陸した台風18号は関東地方を通り、日本の東海上に抜けて10月6日21時頃、温帯低気圧に変わった。台風の影響で運転を見合わせていた鉄道各線も順次運行を再開したが、土砂崩れが発生した東海道本線は現在も一部区間で運転を見合わせている。
三菱重工業は10月2日、三原製作所和田沖工場(広島県三原市)内で建設を進めてきた「MIHARA試験センター(MTC)」が完成し、運用を開始したと発表した。当日は完成式典のほか、広島電鉄向けに製造した超低床車両の試乗会も行われ、MTC内の試験線を走行した。
三菱重工業は10月2日、最高速度120km/hの「高速新交通システム」を開発したと発表した。
日本デザイン振興会は10月1日、本年度のグッドデザイン賞の受賞結果を発表した。受賞件数は2013年度より46件多い1258件。鉄道の分野では、東京臨海新交通臨海線(新交通ゆりかもめ)の新型車両・7300系電車などが選ばれた。
東海道新幹線(東京~新大阪)が開業50年を迎えた。50年間の総走行距離は地球5万周分にあたる約20億キロ、延べ乗客数は56億人に上るという。
神戸電鉄と北神急行電鉄は9月29日、交通系ICカードの全国相互利用サービスに対応すると発表した。2015年春から対応を開始する。
東芝はこのほど、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線で運用されている1000系電車の3次車用として、全閉式永久磁石同期電動機(全閉PMSM)とSiC(炭化ケイ素)ダイオード適用のVVVFインバーター制御装置を組み合わせた駆動システムを納入したと発表した。