東海道線不通、新幹線による代行輸送を実施

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台風18号による土砂流入の被害が発生した東海道本線は、10月8日も一部区間で運転を見合わせている。

JR東海が発表した10月8日以降の運行計画によると、土砂が流入した由比~興津間(静岡市清水区)を含む富士~興津間は、引き続き終日運転を見合わせる。熱海~富士間と興津~島田間は通常の5割程度の本数で運行。島田~豊橋はほぼ正常運転する。特急『ワイドビューふじかわ』は当面の間、全て運休する。

これに伴い、東海道新幹線による代行輸送を実施。由比~興津間を含む定期券や回数券、乗車券を10月5日以前に購入した人に限り、同新幹線新富士~静岡間の自由席(原則立席)を利用することができる。この場合、新幹線自由席特急券を別途購入する必要はない。富士駅と新富士駅は離れていることから、両駅間を結ぶシャトルバスも運行する。

不通区間を含むバス代行輸送は、運行に向けて調整中。JR東海は「運行が決まりましたら、改めてお知らせします」としている。

《草町義和》

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