大雨の影響で、関東と東北を中心に鉄道路線の運転見合わせが続いている。国土交通省や鉄道各社の発表によると、一部の路線で橋りょうの流出など、大きな被害が発生している。
JR九州は9月10日、クルーズトレイン『ななつ星 in 九州』を肥薩おれんじ鉄道線経由の新ルートで運行すると発表した。2016年4月から実施する。「3泊4日コース」で鹿児島から熊本に向かう経路を海沿いの同線経由に変更し、東シナ海に沈む夕陽を楽しめるようにする。
近畿日本鉄道(近鉄)は9月10日、南大阪線・吉野線で「上質な大人旅」をコンセプトにした観光特急を運行すると発表した。車両は一般車両を改造して運用する。運行開始は2016年秋の予定。
国土交通省関東運輸局は9月10日、銚子電気鉄道が申請していた上限運賃の変更を同日付で認可したと発表した。これを受けて銚子電鉄は10月1日に運賃を値上げする。
日本列島を縦断した台風18号による大雨の影響により、各地の鉄道路線で運転の見合わせや列車の運休、遅れが発生している。西日本の鉄道路線は平常運行に戻りつつあるが、関東や東北では新たに運転を見合わせた区間が増えた。
京浜急行電鉄(京急)は9月9日、ダイヤ改正を12月5日に実施すると発表した。平日朝ラッシュ時に着席保証列車『モーニング・ウィング号』を新設。着席整理券を別途購入すれば、朝ラッシュ時に座って通勤できるようになる。
山形鉄道が運営するフラワー長井線の西大塚駅(山形県川西町)で、「西大塚駅 思い出の写真展」が9月19日から22日まで行われる。開催時間は各日10時から16時まで。
JR北海道は9月9日、札幌~帯広間の特急『スーパーとかち』で運用しているキハ261系1000番台気動車の外観デザインを変更すると発表した。12月から順次実施する。
クラブツーリズムは、「『ドクターイエロー』内部特別見学と名古屋車両所見学とリニア・鉄道館 2日間」と題した1泊2日のツアーを10~11月に実施する。
湯ノ岱駅まつり実行委員会は10月11日、旧江差線の湯ノ岱駅構内(北海道上ノ国町)で「湯ノ岱駅まつり」を開催する。開催時間は10時から17時まで。