プジョーは20日、上海モーターショーで『RDコンセプト』を公開した。第5回プジョーデザインコンペティションの最優秀作品を、1分の1という実物大で表現したモデルである。
フォルクスワーゲンは20日、上海モーターショーで新型『パサートLingyu』を発表した。同車は中国専用のミッドサイズセダンで、中国の役人や富裕層に高い人気を誇るモデルである。
イタリア・トリノの名門カロッツエリア、ベルトーネは20日、上海モーターショーで『MANTIDE』を披露した。GMのシボレー『コルベットZR-1』をベースに開発したワンオフのスタディモデルだ。
「ホンダ」とは別に独自のブランド「理念」の展開を図る広州ホンダは、2008年北京モーターショーに続き、上海モーターショーでも同名の『理念』コンセプトカーを発表した。理念ブランドは2010年から量産・販売予定だ。
世界中のメーカーがモーターショーから撤退傾向にある中、上海モーターショー出展を取りやめたメーカーはないようだ。さすが勢いのある中国市場、他メーカーのデザインをコピーするのもパワフルだ。堂々とそのプレゼンスを世界に主張する。
ジャガーは20日、上海モーターショーで新型『XJ』のティーザーキャンペーンを開始した。新型は7月9日、英国ロンドンで正式デビューを飾る予定だ。
ロールスロイスは20日、上海モーターショーで、現在開発中の新型車のネーミングを『ゴースト』にすると発表した。「ゴースト」とは、同社の伝統のネーミング。1906 - 25年に生産されたゴーストを連想させる。
長城汽車は、上海モーターショーのプレスカンファレンスで、3タイプのコンセプトカーを発表した。
中国の民族系自動車メーカー、奇瑞汽車(CHERY)は4万元台のコンパクトカー『Riich M1』、10万元前後のセダン『A3』を発表したほか、3タイプのハイブリッドカーのコンセプトモデルを初披露した。
トヨタ自動車は、4月20日に上海新国際博覧センターで開幕した「上海モーターショー」のプレスカンファレンスで、渡辺捷昭社長が出席し、中国で初めて『カムリハイブリッド』、新型『クラウン』を披露した。