ジャカルタモーターショーでダイハツの伊奈功一社長は「ダイハツにとってインドネシアは最重要市場。いろいろなクルマを出していきたい」と述べた。
インドネシアで22日、開幕したジャカルタモーターショー。トヨタ自動車のブースでは、新しくなった『フォーチュナー』に注目だ。
ジャカルタモーターショー、ダイハツブースのステージ裏手、そこは商談スペースかと思いきや親子が集まる一角があった。
ダイハツ『セニア』はトヨタ『アバンザ』と兄弟モデル。この2車種でインドネシア市場のシェア25%以上をもち、2004年からダイハツのインドネシア・スンター工場で生産されている。つまり、トヨタがダイハツからOEM供給を受けているモデルなのだ。
ジャカルタモーターショー11では、数多くのコンパニオンが会場を彩っている。盛り上がりを見せる会場では、至る所でコンパニオンの撮影が行われる。
ジャカルタモーターショーの会場であるJIExpoには、いくつかの展示ホールに囲まれるようにして、中庭スペースがある。
中国の吉利汽車(ジーリー)もインドネシア市場に参戦している。開き直って低価格路線、『パンダ』は約99万円ともっとも安い部類。
ジャカルタモーターショー11で、世界初公開となるインドネシア戦略車を発表したダイハツ。発表会の席で伊奈功一社長は「ダイハツにとってインドネシアは最重要市場。いろいろなクルマを出していきたい」と述べた。
ジャカルタの大学に通うFritz Fernandez君によれば「ホンダ『ジャズ』(日本名『フィット』)の時代は終わった」ということだが、ホンダブースで最も熱い視線を集めているのはやはりジャズだった。
ジャカルタモーターショー11では、バンコクモーターショーなどと同様、展示ブースの奥に商談コーナーが設けられている。自動車市場の拡大に注目が集まるインドネシアだが、商談コーナーの盛り上がりはメーカーによってさまざまだ。