開発責任者の藤原清志・主査のお気に入りが「スーパーコージー」だ。藤原主査は「自分で乗りたい仕様を設定した。“少し”だけ革というのが上質なんです」という。へたに本開発プランに乗せなかったので、最後までアイデアが温存された。
新型『デミオ』のキャンバストップは横浜生まれだ。R&Dセンター横浜の先行商品企画室で発案された。企画室の菅井育子さんは、「普段の暮らしを大事にする人が多くなりました。そこで木漏れ日のような光をクルマの室内で再現したいと考えたのです」という。
リアカメラ付DVDナビゲーションシステムの採用(Gを除きオプション)と、インパネ塗装の上質化とともに、キーレスエントリーシステム用リモコンを2個標準装備し、価格を据え置きとした。
ホンダは10日、28日から一般公開される「パリ・モーターショー」に出品する新型欧州『アコード』の概要を発表した。アコードは新型への切り替えを機に日欧の仕様が統一される。
中牟田泰チーフデザイナーのプレゼンテーションによると、テールランプの意匠が当初縦長だったものが、途中で横長に変更され、コスト上昇することになった。「その分、ほかのところで削っています」と言うが、安っぽく見えないところがデザインのうまさ。
アウディ・ジャパンは、アッパーミドルクラスのアウディ『A6アバント2.4』を追加して10日から発売した。これでA6のモデルラインナップはセダン5モデル、アバント3モデル、オールロードクワトロ2モデルの合計10モデルとなる。
新型『デミオ』の開発課題のひとつが「室内空間の気持ちよさ」。ひとつのポイントとなったのはダッシュボードだ。上面をフラットにして、高さを下げ、手前(後端)を左右に通した造形が鍵だ。
日産が『350Z』(日本名『フェアレディZ』)の2003年モデルのアメリカ仕様製造第1号車をeBayでオークションにかけた。
ランドローバーは先週ロンドンで開催された「ファイア2000展」で、四輪駆動SUV『ディフェンダー』ベースの消防車を発表した。特殊車両部門が消防関係者とともに開発したもので、ホイールベース110または130インチ、シングルまたはダブルキャブ仕様がある。
ホンダ・モーター・ヨーロッパ・リミテッドは、パリモーターショーで展示予定の新型欧州『アコード』の概要を発表した。エンジンは2.0リットルi-VTECと2.4リットルi-VTEC。次世代アコードは欧州仕様と日本仕様とでほぼ同じクルマになると伝えられる。